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三菱の特別仕様MiEVプロトタイプ、パイクス・ピークでレース参加

三菱は、2012年パイクス・ピーク国際ヒルクライム (PPIHC) に、このために特別に製造したi-MiEV電気自動車のプロトタイプバージョンで参加しました。有名なレーサー、増岡浩氏がパイロットを務め、三菱が2012年7月8日に開催された、別名「雲までのレース」で、特別設計のi-MiEVを運転しました。

Mitsubishi i-MiEV Prototype Racecar

興味深いことに、パイクス・ピーク用の三菱のレースカーは、通常の製造モデルとはあまり似ていません。電気自動車のオリジナル版は、製造が始まって3年になりますが、卵型の5ドアハッチバックカーです。対称的に、i-MiEVレースカーはシングルシートのクローズドコックピット EVで、レース中最大のダウンフォースが得られるように開発されています。

しかし三菱側の説明によれば、レースカーのi-Mievには、標準的なi-Mievと同じEV駆動部品が使われているとのことです。同社はレース中の車のパフォーマンスの検査も計画しています。これらの詳細は、三菱の今後計画されている電気・プラグインハイブリッド車の信頼性と耐久性を高めます。

三菱の i-MiEV 担当技術者チームは、モーター、バッテリー、その他のEV部品の代表らとともに、パイクス・ピークに参加し、車の性能を分析します。もちろん、このことは、車メーカーと納入業者がよりパワフルで効率の良い EV車をつくることに貢献するはずです

増岡浩氏は、ダカールラリーを2回制したドライバーです。いずれにせよ、三菱のi-MiEV プロトタイプは、PPIHCに参加する初めての電気車ではありません。2011年、バッテリー駆動のサミット HER-02 と日産リーフが、出場しています。後者は、塙郁夫氏の運転によって優勝しています。増岡の投入により三菱が勝利以外目に入っていないことをうかがわせます。

出典:Insideline

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