ecofriend.com

retroGRADE前開き洗濯機コンセプト、水節約に貢献

家電は、日々進化していて、エネルギーの使用量を控えて経済的にするとともに環境にも優しくなります。本稿では特に洗濯機について説明しますが、研究では手洗いが最もよいことが分かっています。ただし日々の忙しさから洗濯機を使わざるを得ません。セントラル・ランカーシャー大学の卒業生であるカール・マグレービー氏は、「retroGRADE」と名付けられた最新の洗濯機のプロトタイプで手洗いのメカニズムを採用することにしました。

retroGRADE

retroGRADEの写真を見ると、最初に分かることは、これが前開き方式であることです。これは、上開き式と比べて、比較的水とエネルギーを節約することを意味します。しかし、このような機械は市場に既に出回っています。ではどこに技術革新があるのでしょうか?

まず、ドラムの中心に設置された「洗濯棒」が、最も素晴らしい特徴です。洗濯機のドラムは反対の方向にまわり、洗濯もの同士、あるいは穴のあいた内側にこすりあわされます。洗濯板を手洗いと同じメカニズムです。

この洗濯機のもうひとつの素晴らしい特徴は、軽量であるということです。これは洗濯機の水タンクが、重しとして働かせるという仕組みによるところが大きく、水が空になれば本当に簡単に移動させることができます。従って、コンクリートの重しがないために水がなくなれば機械の重みが軽くなり、カーボンフットプリントも減るという結論が出せます。

デザイナーの主張によれば、この洗濯機の手洗い方式でも洗浄効果は決して変わらず、また洗濯機のメンテナンスの問題にも間もなく解決案を発表するということです。

出典:Coroflot

Today's Top Articles:

Scroll to Top