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ドイツにオープンした太陽電池式水素ステーション

フロウンホーファーISE社はドイツのフライブルグに公共水素供給ステーションをオープンしました。これはフライブルグ地域にクリーン燃料のネットワークを広げる上でのデモバージョンとして機能するものです。水から水素を取り出すのに使用する電力量の多さを心配する向きもありますが、このステーションでは太陽電池を利用してエコに行うことができるのです。

屋根部分には太陽電池パネルが設置されており水素の生成に必要な電力を全てまかなうことができます。特殊電極機と圧縮機によって700バーの水素を生成することができます。こうして出来上がった水素は異なった圧縮レベルでそれぞれのポンプに収納されクルマやバス、オートバイに利用することができるということです。

同社は「給油」時間はわずか3分で400キロ以上の走行が可能で、これは通常の電気自動車が何時間もかけて充電する必要があることを考えると画期的です。さらに次世代エコカーの給油だけでなくここで作られる水素エネルギーはその他の代替エネルギーによって作られる電力の供給安定を助けるためにも使うことができます。このステーションは調査施設としても用いられ、環境にやさしいクリーン移動システムの推奨に使われることになります。

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