デザイナーのダフィンズ・フォーニエが考え付いたのが「空飛ぶ住居」で、エコロジーとの完全一体化を実現しています。彼はアウトドア同様にインテリアにも重要性を見出すアジア式に影響を受けこのような宙吊り式の住居をデザインしました。この住居は上昇ブリッジが特徴で経済性も高く仕上がっています。
まず最初に気を引くのが平和感にあふれた住居周辺です。一足入っていくとアジア式のプールがあり、壁の代わりに植物で目隠しをしており、これはデザイナーとしては住人と自然との一体化の関係を強めようとしているものです。
プール周辺のガーデンは忙しい日常から離れた静寂に包まれるためのスペースです。つまりは「禅」の心意気を再現してあり瞑想を通して自分自身の再発見をしながら自然と一体化し、自己存在の重要性に気が付くことができるのです。
バーベキューの集まりは屋根でできますが、ここから見下ろす景色も最高です。上空から見てみると分かるのですが、屋根の大部分は太陽電池パネルになっておりここから発電される電力で家全体をまかなうことができます。
その他の詳しいことは明らかになっていませんが、こうして見る限りでは継続利用可能機能や自然との共存を推進するデザインであるのは確かです。
