ランバート・カンプスは膨張式の素材を使った建築物が好きのようで、上手に使って様々な建物を作っていきます。「コージー・シェルター」もそのような作品のひとつで、一見するとサンドバッグでできた戦闘用防弾シェルターのようですが良く見てみると面白いデザインとソフトなインテリアで思わず中に足を踏み入れたくなってしまいます。
この製品はアウトドアシェルターとして色々な状況下で使用できるようマルチ性能を持つようにデザインされています。周りには何もないようなところでキャンプを強いられるような際にも大変便利で、災害地域での利用にも適しており、より環境にやさしいように改良が加えられています。
このシェルターは単なるオモシロキャンプテントとしてだけではなく、明るくユニークなインテリアで暖かく安全に夜を過ごせるようにできています。ヘルシンキのデザイン博物館で展示されており、シェルターといえば真っ先に材木を買うことが必要、という考えを変えることができるかもしれません。また、この製品はどこにでも快適な居住スペースをあっという間に作り出すことができ、この点などは自然災害対策機構がもっと重視するといいかも知れません。
