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サンフランシスコの電気スクーター作戦とは

渋滞や過密度人口などによってタクシーを捕まえること自体がものすごく難しいということはよくあります。サンフランシスコでもレンタカーは高いしタクシーの数は少ないし、ということで 通勤者にとって移動が大変困難です。これに救いの手を伸ばそうということでスクート・ネットワーク社が考案したのは 電気スクーター貸し出しシステムです。

電気スクーターはレンタカーやタクシーに比べて安全で安く素早い機動力が特徴です。台数は今のところ10台ですがプロジェクトが成功すればその台数はもっと増えていく見込みです。グリーンスタートというプロジェクトにより出資され、マイケル・キーティングのスクート・ネットワーク社が請け負う形になっています。

一般 電気自動車のように平坦な道をゆっくり一定のスピードで走るのが一番で、最高時速は30キロに上ります。走行可能距離は20マイルほどですが坂道を登ったりアクセルをフカしたりすればもっと短くなってしまいます。それでも市内を一周するのには十分だということです。充電は通常の110ボルト電源でできて、専用の充電ステーションが今は1つですがその数は増やされていくことになっています。スクート社のステーションも市中心部同士を結ぶミニバス停やBARTシステムの停車場所に設置していく計画です。

利用者はスマホアプリから予約ができ、スクーターのドッキングステーションにスマホをつなげてスピード表示やGPS、充電状況などを見ることができます。レンタルコストは一晩$5ほどで、さらなる値下げを検討しています。

キーティング氏によると開発中の定期使用モデルは一ヶ月$100の使用料で、これはバスの一ヶ月の定期代とほぼ同じです。

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