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新型ソーラーエネルギークオンタムPV電池とは

東京大学とシャープの専門家が協力して高い効率のクオンタムドットタイプPV電池を開発しました。研究と実験を重ねてついに18.7%の効率を実現し、この数値は2倍光源凝縮バージョンでは19.4%まで跳ね上がり今までに無い太陽電池を実現しています。

クオンタム電池としては過去最も効率の高い記録で、ロシアのグループの持っていた18.3%の記録を破りました。この記録はチームの呼ぶ「中間バンド法」というもので、3D上の量子ドットとミニバンドが赤外線ライトを吸収して効率を上げています。

この方法はエネルギーレベルの構成を妨げ、マイナスに働いて電子の動きを妨げ効率を上げにくくします。この技術自体は商業用としてはそれほどインパクトはありませんが、さらに調査が進めばソーラーパネルに採用されてより効率の高いクオンタムPV電池の製造につながりよりパワーのあるソーラーエネルギーの生成に結びつくことができると期待されます。

研究チームは近いうちに電池性能の確認をする予定ですし、ゆくゆくは一般電気を完全に必要としなくなる日を待ち望みたいものです。

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