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モデナにあるフェラーリ博物館はとてもグリーン

世にも有名なイタリアのスポーツカー大手、フェラーリの創始者エンゾ・フェラーリは生誕の地イタリア・モデナに博物館を作りました。見事なデザインのこのフェラーリ博物館は自宅と隣り合わせになっています。5000平方メートルにわたる敷地に立つビルは近代建築並みに省エネ設備が整っています。一際目を引く黄色のアルミ屋根はクルマのボンネットみたいですし、そこにある穴を通して自然光が中に取り入れられます。

この建物は最初はジャン・カプリキーさんによってデザインされていましたが、志半ばで不幸な事故死を遂げてしまったのでアンドレア・モーガンテさんによって完成させられました。自分の師匠であるジャンさんの遺志をついで、どちらかというとアートギャラリーのような雰囲気に仕上げました。こうして出来たのがフェラーリ氏の功績をたたえるこの建物で、中にはさまざまな記念品で飾られています。通称「マルチメディア通り」では記憶に残るフェラーリのレースドライバーとの思いでも見ることができます。

もっとも魅力的な部分はやはり黄色の屋根でしょう。フェラーリといえば「赤」ですが、モデナ市のカラーであることとフェラーリの馬のロゴに使われている色でもあることからこの色になりました。

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