市民が一体となってコミュニティーは作りだされるので、今回のノルウェーの会社TYINのプロジェクトは興味深いものです。バンコクの地元コミュニティーと組んで、バスケットボール場とクライミング施設を作って子供達の遊び場を作り出そうというのです。
この最新のプロジェクトはリサイクルした木のパネル、オレンジ色の鉄製フレームに照明も付いています。フレームは子供達が昇り降りして遊べて、大人は腰掛けることも出来るのです。この素晴らしいプロジェクトの恩恵を受けているのがコロング・トエイ地域です。完成にはわずか3週間しかかかりませんでしたが、そこに至るまでには丸1年の計画段階が費やされました。
オレンジ色のフレームは大きなコンクリートブロックの上に乗っています。プラットフォームも高台部分に設けられ子供達が伸び伸び遊ぶことが出来ます。地域コミュニティーの事を第一に考えられているので、夜間でも使用できるようにと明るい照明も設置されています。
いろいろなイベントも開くことが出来て、場所代がかからないのも地元住民には魅力です。バスケットコートは端に設置されて思う存分ドリブル・シュートの練習が出来ます。
コロング・トエイ地域は貧しい住民が多く発達の見込みもあまりありません。政府からの資金援助が無い状態ですから地域発展は見込めません。ですから今回のTYIN社のような外からの助けは、住民の皆を巻き込む大きな嬉しいイベントなのです。