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エコプロジェクトWOHA

継続使用可能なビルのデザインの必要性は日に日に高まるばかりです。ビルは冷暖房の使用のため温暖化ガスの量が多いのです。しかしWOHAというシンガポールに基盤を置くデザイン建築会社は一味変わったカタチで環境になるべく影響を与えないようにして商業用施設を作り出そうとしています。2009年にはシンガポール・アートスクールを完成させ、自然換気と自然光の取り入れを全階に適応させました。

バックドロップとブランクキャンバスというエリアがつながり、下部は公共コミュニケーション、そして上部は安全性の勉強用に使われます。実際には分かれていても2つのエリアは見た感じつながっています。ブラックドロップはコンサートホールや演劇用といった小さなスペースで、アートスクールにも使われます。このスペースは自然換気が行き届いているのでエアコンの必要はまずありません。木陰も有効利用されています。

一方、ブラックキャンバスは学校の教育用施設として使われます。教室の全てが換気が行き届いており自然光がふんだんに取り入れられます。緑タップリで空気清浄システムもバッチリでホコリを寄せ付けず、天井部分は防音性も優れています。

つまり明かりと通気だけでなく風の柔らかな流れも実現した作りになっています。屋根部分は娯楽公園と400mランニングトラックがあり、学生が手軽に運動が出来るようになっています。

多くの賞賛を得たこのWHOAのデザインは、過去には賞を受賞したこともある会社が手がけているわけです。

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