長年の課題だった透明導体付き発電ガラスは、ガラスに電気を通す効率において機能を大きく向上させます。新エネルギー技術社の科学者チームとＮＲＥＬとのコラボによってＴＭというソーラーウィンドウシステムを開発し、これこそが待ち望まれていた製品なのです。開発が完成すれば商業用製品として新しいドアが開かれることになります。
電気は、ＴＭをつかってガラスに内蔵された超小型電池に製造されます。そして眼に見えないワイヤシステムとつながれているのですが、光の透過性を妨げずに発電効率も最大限に生かせる作りとなっているのです。
電子の効果的な収集と移動のために、この透明ワイヤは効果的です。電子の妨げとなる障害を取り除きスムースに電子を運ぶので、こうやって低電子抵抗が作り出され、発電効率を上げられるのです。
チームのデモでは通常のオフィス使用の蛍光灯用としては、ソーラーエネルギーを使用した場合は電気効率が約１０倍に跳ね上がるということが示されました。これに加えて、照明各種や電気機器に使用できる電圧と電流が十分に作り出すことが出来るので、なんとヘリコプターの羽を回すだけの電力もＴＭから作り出すことが出来るということです。
