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サッスオーロ製のタイルを環境に優しい家に使用

イタリアのサッスオーロの町は、イタリアのセラミックタイルの大部分を生産していることで知られている。300以上ものセラミック工場が広がるこの地域では、家の建築や商業施設の材料にセラミックタイルを組み入れている市民をよく見かける。タイル生産の最前線である町の評判を維持しながら、Enrico Iascone建築事務所は、暑い夏の期間に涼しさを保つために、壁や屋根のコーティングにタイルを使用した家を設計した。

Sassuolo House by Enrico Iascone Architects

家は大きな箱に似ていて、2つに分けられている。この実現は建築家たちが望んでいたものである。このデザインによって2つの構造の建物を単一ボリュームにすることができ、このように分割することで、2つのユニットがそれぞれの庭やプライベート空間を持つことができる。パティオを中心として、その周りに部屋をアレンジすることで、光の流れや空気を自由に中に入れることができる。

簡潔なデザインの暗い壁は上品で、パティオは、そこに暮らす人たちが喧噪から逃れる空間の役割を果たうしている。この家はコンクリートを使っておらず、代わりに木を使い、薄いイタリアのセラミックパネルで覆っている。屋根にもセラミックの平板を使用し、ソーラーパネルを組み込んで電気を作っている。

外装とは対照的に、内部は薄い色の塗装が施されているため、実際の部屋のスペースよりも広く見える効果がある。内装に合った家具や床仕上げ剤を加えエレガントにしている。リビングルームの埋め込み式の床エリアにはソファを配置し、心地よい空間を創り出していて、ゲストをもてなすのには最高の場所である。

この家のデザインは、Enrico Iascone建築事務所がはじめて手がけた環境にやさしいデザインではない。2009年、当社は、木製枠を使用した構造で、環境にやさしい仕上げ材でコーティングしたエコ2ハウスを概念化した。2010年、建築事務所は、農業生産物からの廃棄物を再利用することで、プラスチックの製造に従事している産業バイオ会社Bio-on – a companyのためにオフィスを設計した。それは、自然素材とエネルギーの使用を最小限に抑えるために設計された技術を利用したものだった。

 

 

 

Via: Contemporist

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