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エコを推進するニアフォラング村のユース会館

このプロジェクトはセネガルの小さな村「ニアフォラング村」で行われているもので、人口わずか300人のこの貧しい村には仕事に就けない人があふれています。そこで恵まれない村人の何かの助けになるようにとこのユースセンターの建設プロジェクトは動き始めたのです。プロジェクトの背後にはノルウェーのトロンデイムにあるノージェス自然工科大学の3人の学生と無利益団体「フレンズ・オブ・ニアフォラング」のコラボがあります。

250平方メートルのユースセンターの建築目的は、仕事を求めて年老いた両親や家族を残して村を離れてしまう若者を何とかつなぎとめようとするもので、コンピュータ制御図書館や広い会議室やセミナー室が取り込まれています。建築の際にはできる限り天然素材を用いて建築し、電気をなるべく節約しながら若者の雇用を最大限実現することを念頭に行われました。

レンガは砂を機械で圧縮してセメントで固めて作られました。また近隣の村にも応援を要請し、鉄の金具とアルミ製の屋根を作成してもらいました。屋根は自然光が入るように少し持ち上げられて付けられ、これはハシゴを使って2階を作ることになった際には大きな助けとなりました。

このプロジェクトの効果は若者にとって交わりを持つ場ができたことにとどまらず、地元の 建築素材とマッチする 継続使用可能な建築形式であることや、若者の技術や才能を地元コミュニティーのために生かす上でも重要なものとなっています。

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