一般的なオートバイは燃費の良い自動車に比べても走行可能距離は2倍を誇るほどですが、一方で排ガスの量は15倍というマイナス面を持ち合わせています。エコフレンドリーオートバイが市場に登場して久しい今、環境保護の観点からその売り上げを伸ばしています。ここではエコにバイクを楽しみたいあなたのために10種類のエコフレンドリーオートバイを紹介します。
ミッション・ワン
ミッションモーターによって開発され最高時速150マイルを誇り、高エネルギーリチウム鉄電池で一度の充電で150マイル走行できます。2009年4月の発表以来、マフラーが取り除かれてさらなる静かさと排ガスゼロを実現しています。
ブランモ・エネルティア
アルミ製のおしゃれなバイクは総重量わずか280ポンドで初心者からエキスパートまで幅広く乗りこなせます。高級志向を打ち出したこのバイクはリン酸リチウム電池で稼動し一回の充電で3時間、45マイルの走行が可能です。
ゼロMX
151キロという軽量のこのゼロ・モーターサイクルは電気モトクロスバイクにカテゴリー分けされるもので、その静かさから場所を選ばずに乗り回すことができます。使用電池はリチウムイオン電池で、充電時間は2時間以下で2時間の走行で、40マイル走破が可能です。
ピアッジオMP3125ハイブリッド
世界初のハイブリッドオートバイです。125ccの一般ガソリンエンジンに充電式電池によるモーターを後輪部分に搭載しています。渋滞の多い街乗りに最適なハイブリッド走行の際は時速35キロで走行します。コンパクトサイズの電池はおよそ一時間半で再充電が可能です。
改造版カワサキZX
ジェイソン&ジェレミー・カントウェルのように誰にでもオートバイをエコフレンドリー化させることはできるのです。カワサキのバイクに水素とガソリンのハイブリッドエンジンを搭載し、170HPを発揮するエンジンの走行距離2倍に伸ばしました。軽量化にも力が注がれており、カーボンファイバーのボディ部に加え車輪部分も軽量化されています。この見事な作品は2008年11月に公開されました。
E1pc
交換可能なリチウムバッテリーパックを搭載したまさに「夢の一台」と呼ぶにふさわしいバイクです。最高時速は一速ギアで150マイル、マルチギアで175マイルを計時しフレームは軽量カーボンファイバーとアルミを使用。150FTのモーターは115HP出力を誇り、見た目も大変格好良く仕上がっています。
TTX01スーパーバイク
2008年NECバイクショーで発表されたこのバイクは「静かなバイクはキレが悪い」という説を一蹴させました。スズキGSX750をベースにして43BHP電気エンジンを搭載し、時速0~60マイルを記録的な3.5秒で到達します。最高時速は150マイルですが、他のスーパーバイク同様20000ポンドと販売価格は高めです。
エボルト・Bull1
最高時速55マイルのこのバイクはパフォーマンスと走行距離に優れています。リチウムポリマーバッテリー搭載で2時間走行し充電時間も専用充電器を使って1時間で終わります。
ヤマハ・テセラクトコンセプト
ハイブリッドコンセプトのこのバイクはVツインエンジンと電気モーターのコンビです。4輪のバイクですから車線変更や駐車も相当楽で、停車・駐車時はメカニズムが働いて直立するようにコントロールされます。
2009VX-1ベクトリックス
この新型「ベクトリックス・パーソナル」シリーズは4つの新色と新アクセサリー、そしてデザインが採用されています。最高時速は62マイルで走行距離は35-55マイルです。スタンダードの2シーターオプションはキックスターターを標準装備し、クリーンで静かな格好良いバイクです。