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ロールランプ:コルクで作る人間工学的ペンダントライト

このところ、スタイリッシュなインテリアの紹介が続いています。その共通の特徴は、家の中に全て吊るせることです。以前ガブリエラ・アズタロス氏のフローティングガーデンをご紹介しました。今度は、フランスのデザイナー、セバスチャン・コルドリアーニ氏の「Roll Lamp」です。Roll Lampのデザインはかなりシンプルですが、 モダンなインテリアを構成する全てが生分解性に優れた自然な素材です。そのデザインの目的は効率だけではありません。

bastien cordoleani:roll lamp

Roll Lampは木の幹から10年に1回はぎとられるコルク製です。樹そのものは、この工程で害を受けません。コルクは再生し、樹は200年ほど成長します。そのためコルクの製造は、地球にも害がなく、これらの樹を注意深く栽培し数世紀生かし続ければ、この産業はある程度緑を地球に増やすということになります。Roll Lampは、一巻きのコルクを30から80メートル、薄さ2ミリに延ばしたものを使っています。

コルクは、照明ユニットのベースに巻きつけられ、固定するために強力な接着剤で留められています。この製造方法は、ムダを出さないこと、型が要らないこと、廃棄される素材がでないことを徹底しています。より重要なことに、プラスチックのランプシェードの代替となり、より人気のある選択しとなります。ベランダや裏庭に置いたらどんなに素敵か、考えてみてください。配置を工夫すれば、シンプルな高級感をインテリアにプラスします。

出典:Designboom

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