バビロンの空中庭園のことは御存じだと思います。古代の七不思議のひとつで、何世紀にもわたってそのデザインが世界を魅了し、多くの人の想像力をかきたててきました。ハンガリーのデザイナー、ガブリエラ・アズタロス氏がその庭園から着想を得たのか、良くある低木を植えた吊り下げ式植木鉢がその源だったのかは分かりません。いずれにせよ、最終的な成果は称賛に値するものです。
「フローティング・ガーデン」と呼ばれるこの室内植物ホルダーは、屋根にワイヤーで吊るすと、室内の雰囲気に溶け込みます。そうすると、植物が浮かんでいるような錯覚を生みます。もちろん、お客さんが高齢で視力が衰えていると、更にその錯覚が強くなります。このユニットの現代的なデザインは、モダンなリビングルームの一部になります。人間工学的な形と滑らかなデザインのおかげで、緑が増やせ、新鮮な空気が楽しめます。
現在のところ価格や入手経路などは、分かっていませんが、詳細はこの製品が市場に出回るようになれば、分かるはずです。現在ではこういったものを見ても不思議に思うことはありませんが、この小さな植木鉢がリビングルームに少し生命をもたらすことで、健康とインテリアの美観にもたらす影響は驚きです。インテリアにいかがですか？
出典:Deco-Design