ecofriend.com

圧電材料により電力を得る地球に優しい商品

圧電効果(圧力が電気に変わる効果)によって発生する電気は、機械的な動作や化石燃料を必要としない地球に優しいエネルギー源です。圧電性物質には、機械的な力を電気に変換する能力とまた、その逆の能力があります。ありふれた日常動作をエネルギーに変換する材料や装置を作ろうと世界中の専門家が日々試行錯誤してクリーンな電力を発生させることができています。腕時計や他のどんな小さな機械装置も“動き”を伴って動作しています。しかし、この原理を規模の大きな場合に適用したらどうなるでしょうか?こちらにご紹介するのは、そのような大規模な試み10例です。

太陽光と光電素子のハイブリッドファイバー(Solar Piezoelectric Hybrid Fiber)

一組のシャツやジョギング用のTシャツを着ることによって、帰宅後にiPhoneを充電できたり、LED照明を点灯するためのエネルギーまでも充電できたりする生活を考えたことがあるでしょうか?Bolton大学の研究者は、圧電素子の生地を作ろうとまさに画策しています。それらはもう少しで手元に届くでしょうし、そのような商品が店頭に並べばファッション界を劇的に変えるのは必然でしょう。

Ecopad

韓国人デザイナーであるYonggu Do、Jun-se Kim、Eun-ha Seoは、タブレット上のタッチスクリーンやスマートフォンへの打ち込み動作をすべて変換して圧電性の電力に変換する、スマートフォンメーカが興味を持つような面白いコンセプトを考案しました。このようなユニットの実装は少々煩雑になるかもしれませんが、自己充電するモバイルのアイデアは素晴らしいものです。

Piezoelectric Energy Harvester

インダストリアルデザイナーのBenjamin Wrightは、収穫時期に農民が使用するエネルギーに無駄がないよう思いを巡らしています。そして脱穀や穀物を挽くといった機械的な動作を変換して圧電性のクリーンエネルギーを得ようというものです。Piezoelectric Energy Harvesterと称されるこのゴルフクラブのような装置は、機械的なエネルギーを電力に変えて内蔵されたバッテリーに蓄電します。

圧電性の電力をバッテリーに充電するP-Eco電気自動車

Jung-Hoon Kimは、ほぼ圧電性の電力のみで走行するコンセプト車を発表しました。このP-Ecoは、内部にワイヤシステムを持っており、車が始動するとすぐに振動します。スピードを出せば出すほど振動が激しくなり、発生する圧電性の電力が大きくなります。

Zeri Phone – 再生可能なエネルギーを生成する携帯電話の基本モデル

Paul Frigoutは、光電性の電力を用いた通常のデザイン上の制約の一歩先をいっており、空気分子と空気に呼応した金属表面の振動を電力にしています。Zeri Phoneと称されるこの電話は、このコンセプトに基づいて作られています。Zeri Phoneを手に持って2ブロックを歩いたり、風のある日にビーチを歩いたりすれば、かなりの充電ができます。

圧電性のシャワー

このシャワーは、内部に‘nano wires’という種類のワイヤーを用いており、滴る水の動きを圧電性の電力に変換して水を温めるのに使用します。このアイデアは非常に説得力があり、シャワーの水を温める電力の節約になるでしょう。

POWERleap tiles

こちらは、とても理にかなった技術であり、完全に実用化されており、すでにヨーロッパのセレクトパブやディスコで使用されています。POWERleap tilesは、自宅周辺で歩いたり走ったりするエネルギーを電気エネルギーに変換するものです。ヨーロッパのディスコフロアには同じ類の技術がすでに採用されています。子供のいる場所であっても置くことができる合理的で実用的なアイテムであり、クリーンエネルギーで家を灯すこともできるでしょう。

再生可能なエネルギーであなたの行く先を灯すBright Walk

Bright Walk shoesは、日の出前にライトを持たずにジョギングに出たとき、進路を照らしたい人のためにデザインされています。この靴は走ったりジョギングしたりする動きを電力に変換する電気蛍光発光ポリマーを備えています。靴はあなたのランニングやジョギングの動きによって電力を供給されるエレクトロポリマーを、運ぶ。これらは鉱夫や探検家用にも素晴らしいアイデアとなっています。

Sound Charge t-shirt

Orange社によってつくられたこのTシャツは、すでに店舗で購入でき、スマートフォンをどこででも充電できます。その名前が示唆するように、このTシャツに必要なのは音です。さて、ロックのコンサートでは話ができない程の大音量です。公共道路の雑音も然りです。充電に要する時間は通常のグリッドコンセントよりかかりますが、簡単に携帯電話を充電する非常用電源として重宝するでしょう。

Tesla E-Max Bike

Madella Simoneによりデザインされたこのスーパーバイクは、上部に圧電物質の層を備えており、道路を走行時にバイク用の電力をつくります。従来のエンジンを内蔵していることから、コンセプトデザイナーは電力で完全に動作することはできないのですが、かなりの燃費消費量が削減されるでしょう。

Today's Top Articles:

Scroll to Top