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輸送コンテナを積み上げてリサイクルビルを作る

輸送用コンテナを再利用して家を作るという事では何も新しい物はありません。しかし何人かの建築家は、輸送用コンテナを単に一室の住居として使うよりも遥かに大きな可能性を秘めていると考えています。これらの建築家達は、複合住宅や都市など鋼材の骨格を持つ維持可能な開発を視野に入れています。ここに大規模に輸送コンテナを使用した11の構造体を紹介します。

ロンドンのデュラベンスクールのアリーナ

輸送用コンテナを建築素材として可能性を認識している「SCABELアーキテクト&都市空間管理」は体育館を主体としたスポーツホール を作りました。費用は1.5百万ポンドでわずか3日で建設されました。

ロトスペクトラム、シュツットガルトシティセンター

40年以上駐車場として使用されてきましたがデザイナーのラース・ベレントは輸送用コンテナ55基を積み上げて芸術作品としての構造体を作りました。建物の最初の部分は喧騒から隔離された中庭となり、第2の部分は人工的な通路に囲まれたタワーになっています。その名前の通り、プロジェクトはタワーの最上部の球体に表示されるロット番号からヒントを得ています。魅惑的なロットゲームの特徴が、特にここを訪れる子供達の大きな注意を引くように、建物全体を通して紹介されています。

ニューヨークの輸送用コンテナショッピングセンター

LOT-EKアーキテクトによる提案で、この計画は4047平方メートルの屋上公園の開発と輸送用コンテナ を利用した職人店を含むものです。ピア57は、ハドソン川公園の境界内で公園の主要な観光スポットになる事が期待され、再開発が必要な桟橋の一つです。この計画は永続的な輸送コンテナ市場を特徴としていて、低家賃でアーティストや他の小企業の為の商業ス ペースを提供しています。

ISBU ユタ州のコンテナ住居団地

サンフランシスコを基盤とする会社「グループ41」は1000以上の輸送コンテナから住居団地を設計する事で輸送用コンテナ建築を全く新しい段階に持っていこうとしています。ISBUコンテナプロジェクト はユタ州で開発設計され、北米で最も大規模なコンテナ住居のプロジェクトになります。この団地は130平方メートル200戸のゆったりとしたマンションが輸送用コンテナから建設されます。

コペンハーゲンのCOP 15 パビリオン

デンマークの建築事務所のMAPTによる開発で、このCOP15パビリオンパビリオンは、国連気候変動枠組条約と一致するように、輸送用コンテナを含む全てをリサイクル素材で建設されました。輸送コンテナはパビリオンに使われていますが、容易に分解する事ができ、再利用も可能です。再び輸送コンテナにする事もできます。柔軟なデザインで、構造物を分解し別々に使用できる事を確約しています。建築家は将来住居や別荘を作る事も可能で、最初から最後まで維持可能な原則に基づいています。

ロンドンのトラベルロッジ

ロンドンの郊外に建てられたトラベルロッジビジネスホテルはヨーロッパで初めて輸送用コンテナを使って建てられた建物だと言えます。アクスブリッジのホテルは120室あり、ダブルルームは小さく殆ど閉所恐怖症的で5mX3mです。建物は307室あり内装は他のトラベルロッジと同じ様に見えます。ここを訪れた人は、それを聞かされなければ違いに気が付かないでしょう。また輸送コンテナから作られたとずっと分からないかもしれません。これはエネルギーと時間を節約する賢い方法です!

メキシコのコンテナシティ

全て廃棄輸送コンテナで作られたコンテナシティ は4500平方メートルの都市空間を提供しています。メキシコシティから約2時間で50の金属コンテナを使ってヒッピーの店や本や、アートギャラリー、バーやレストラン、パン屋やジュースバーや仕事や居住スペースを作っています。このコンテナシティは月曜から土曜日の午前10時-午後8時と日曜日の午前11時-午後6時までオープンしています 。

フランスのクロウ学生団地

フランスの建築会社オルガアーキテクトによる設計で、クロウは、それぞれのコンテナが別の学生の部屋となり、学生が手頃に借りられる住居としてデザインされた団地です。輸送用コンテナの部屋は勉強するスペースと寛ぐスペースに分けられ個人の要求に合わせて様々な形にデザインされています。コンテナは互いの上に積み重ねられて、この団地はピラミッドの形をしています。

アムステルダムのキトーネン学生住宅団地

キトーネンはテンポハウジングによる外征団地のプロジェクトでアムステルダムで開発され、1000の輸送用コンテナが住居空間になっています。住居ユニットは学生が必要な全ての設備を提供しています。デザインは、雨水排水を有効利用するように屋上に集められ、熱分散と断熱材をユニットの下に施しています。

ハイチのコンテナシティ

ハイチの大地震直後に援助を提案したのがこのコンテナシティプロジェクトで、地震の被災者に維持可能な住居を提供する為に、再利用輸送用コンテナを使ってモジュラー建設システムを用いています。デザインはゴムローラーとスチール枠システムを使っていて、コンテナはそこに配置され、強固な基盤の上に簡単に積み重ねることが出来ます。このシステムはまた容易に大きさを変更することが出来、複雑なニーズに応じて迅速に対応することが出来ます。軽量で地震に対して構造的に健全です。

北朝鮮のプラトーン文化団地

プラトーン市立美術館はアジアのサブカルチャースペースとしてソウルに作られました。この開発は28の貨物コンテナで建てられ、国際化された文化の中で柔軟な建築様式の象徴として、積み重ねられたコンテナはユニークな構造を形作り、再びどこかに再建することが出来ます。

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