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南極の氷山が消えていく

南極の氷の浮遊部分が大陸本体から分離が進行することで、その消滅速度は悪化の一途をたどっていることはどの研究家の目にも明らかです。最終結論は40年間にわたる南極西部の氷部分の衛星写真を検証したテキサス大学の研究チームのレポートで確定されました。つまり大部分の氷の浮遊部分が南極大陸本体から離れて溶解が進んでいるということは現実のものとなっているのです。

調査隊のジョセフ・マクレガーの話では、通常は氷山の縁はゆっくり移動しながら、削れた際もすぐに再生されるのですがいまやこのようなことは起こっていないというのです。共同研究者のジニー・カタニアによると、2つの氷山のつなぎ目が氷河の流れを止めているというのです。氷河のスピードが増すことで裂け目が生じ、縁部分がもはや押えきれなくなって大陸部本体から離れることになり、氷の分離が進むのです。

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