ecofriend.com

アフリカの不毛の地に塩水で植物を栽培するプランが

どうやって不毛の地で塩水を使って食物を栽培することができるのか?たしかにもっともな疑問ですが、シーウォーター・グリーンハウスの取締役チャーリー・パトンはまさにこのことに挑戦しているのです。彼の計画は グリーンハウスを使って 砂漠の真ん中で海水を用いて作物を栽培しようとするもので、シンプルなローテク・高効率システムです。

この計画専用にグリーンハウスには多少の工夫が凝らされ、まずは格子が片面に取り付けられ、海水が流し込まれると扇風機が作動し水を外に向かって蒸発させます。残った水は濃縮されグリーンハウスの冷却と植物への水用に利用されます。

電気も少しだけ必要なため、太陽電池パネルが取り付けられますが、この副産物として水蒸気が発生することは自動的に空気中に湿気をもたらし、大きな規模で考えた際には乾燥した不毛地帯を再活性化させる効果が期待できるかもしれません。

トライアルは成功を収め、メキシコに第一号機を設置することに決まりました。この成功によ食物供給が改善されるだけでなく農家にとっても定期的な収入が得られるシステムとしても期待がもたれます。

Today's Top Articles:

Scroll to Top