エネルギーは非常に重要です。それゆえに、一般の人が考えなしに電気を無駄にしてしまっていても、電力会社は何とかよりたくさんのワット分の電力を作ろうとしているのです。この考えなしに無駄にしている、というのは、仕事で忙しすぎて、という場合から、 ソファーからわざわざ立ってコンセントを抜くのが面倒くさいという場合まで、様々です。そういった問題から、産業デザイナーはしばしば革新的な節電方法で私達を救出しに来てくれます。その方法は、面倒くさがりの人でも簡単にでき、環境保護と節電に一役買えるような方法です。ここにご紹介するのは、そんなプラグ、コードや コンセントで、単純に電気製品が使われていないときは電気と接続しないことにより、グリッドの負荷を減らすもの。そんな12アイテムをご紹介。
エースプラグ
Lai You Cheng氏、Liu Kai Ping氏、Liu Chen Guang氏により設計されたエースプラグは、無駄になる1ミリワットのわずかな電気も節電できるように設計されています。エースプラグは、電気製品が壁のソケットにささっているのに使われていないときにうるさい音がなって、いらいらさせるものです。さらに、エースのデバイスLEDがついていて、暗闇でも壁のソケットを見つけられることができるようになっています。
アラートミー・スマートプラグ
アラートミーによるスマートプラグは、ご家庭のどの特定のコンセントからでも電力消費をチェックすることができるエネルギーのモニタリングデバイスです。特定のコンセントにこのスマートプラグを差し込むだけ。それだけで、リアルタイムの統計で、消費されているエネルギーのデータが瞬時に受け取ることができるのです。自分のシステムからでの、ウェブサイトからでも、携帯電話からでさえもアクセスすることができます。
エネジーニー
エネジーニーはスタンバイ状態にされている電気製品のスイッチを自動的にオフにするアプリケーションで、ユーザーの電気の無駄を防ぐようにデザインされています。使うには、ただエネジーニーにお手持ちの電気製品を差し込むだけで、その電気製品がスタンバイになるとすぐに接続が切断されます。
セーバークリップ
このセーバークリップはおそらく、節電の一番単純な方法の1つといえるでしょう。 クリップは、電線の周りの電磁場を拾うように設計されていて、電気がどれだけ使われているか使用者に見せるのに使われます。電気が無駄にされていればいるほど、このフィールドの強さは高くなります。 クリップをただワイヤーに接続するだけで、どれぐらい電気が無駄になっていて、どれぐらいの電気がきちんと使われているか教えてくれます。
エコスイッチ
エコスイッチは、1つのスイッチを使うことによって、ユーザーが使っている電気製品を簡単にコントロールできる場所にパワーポイントの位置を変えることができます。このデバイスは、しばしば、コンピューターの 電源をオフにしたものの、その周辺機器の電源をオフにするのを忘れてしまう個人のために設計されました。エコスイッチはインストールも簡単で、火事のリスクも減らすことができます。このスイッチの開発者は、待機電力を削減することによって、年間80ドル以上、ユーザーが節約することができるだろうと言っています。
E-ピック
E-ピックは、家で人の気配を認識するセンサーを使用することで、誰も部屋にいない場合、自動的に部屋の照明を消すことができます。ユーザーはこのデバイスの設定を変更することができ、特定の時間が過ぎたらすべての照明を消すようにすることもでき、寝る前に家中の電気を消して歩きたくない人には最高です。
節電電気コード
Anton Gustafsson氏と Magnus Gyllensward氏によりデザインされたこの電気コードは、コードを通し、電子の流れをユーザーに教えてくれます。 電気製品によって電力が消費されているときは、コードが光ることによって、消費電力についてユーザーに意識させてくれます。 電気が使われれば使われるほど、コードのライトはよりまぶしく光ります。
Sticord
産業デザイナーのDongyeon Kim氏によるSticordは、大量のコードの中から、特定のコードを見つけるわずらわしさなしで、ユーザーが節電することができる、革新的なプラグコンセプトです。 ユーザーに、もう電気を必要としていないデバイスがプラグに接続されている場合、それを知らせてくれるインディケーターがついた、ユーザーにやさしいデバイスです。デバイスが接続されていないのに通電している場合、黄色のライトで知らせてくれます。しかし、オンになっているデバイスに通電している場合は、インディケーターのライトは青になります。
エネルギーロック
産業デザイナーのYoung Suk Kim氏によるこのエネルギーロックは、使われていない電気製品が無駄な電気を消費しないうようにするコンセプトのプラグ。このデバイスはタイマーのスタイルで、マルチタップのプラグであり、特定の時間にセットすることができます。設定された時間を過ぎたら、プラグが電気製品をシャットダウンし、電気の無駄を防ぎます。
節電アダプター
Gilles Belley氏によるこの節電アダプターは、皆さんの電化製品(ガジェット)を個々にモニタリングし、その電化製品がスタンバイモードの時は、それを知らせてくれるものです。スリープモードを感知すると、かっこいいオーガニックなライトの模様がユニットの上の部分に現れ、ユーザーに、該当する電化製品の電源を切るように促します。電化製品がそれでもまだ接続されている場合は、この節電アダプターが3分後に、自動的に電源を切るという仕組みになっています。
巻き上げソケット
Dongwon Joo氏と Jieun Choi氏によるこの巻き上げソケットは、家で、電気を消費し過ぎると、常に知らせるシステムに辟易している人のためにデザインされたもの。 この製品は、特定の時間の間隔を経た後でもそこにつながっている電化製品の電源を自動的に切ってくれ、電気の無駄を省いてくれます。 ソケットは巻き上げ方式を採用。それを巻くことで、電化製品がコンセントに接続された際のインターバルを設定することができます。その巻上げ部分の回転が終わったら、電化製品は自動的にオフになります。
光るソケット
Shane Ellis氏と Terry Brown氏による光るソケットは、すべての人に、強力なリマインダーとして機能します。ソケットには隠されたLEDライトが内蔵されていて、ソケットから電流が流れた場合に光るという仕組み。電流の流れが止まるまで光り続けます。よりよい対策をとることができるよう、電流が流れる量が多ければ多いほど、その光の光り方は強くなります。