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科学者たちは、自身で電力を作り続けることができる昆虫のサイボーグを造ることを目指している

映画「マトリックス」のシーンで、「現実世界」のマシーンによって、人間達が、生きたバッテリーとして捕まる、じれったいシーンを覚えていますか?そのサイエンスフィクションはちょっとありえない感もありますが、科学者達は、何年にも渡り、電力生産のために生物学的なオーガニズムを使うという概念を考えてきました。そして、この、ちょっと偏心的で魅惑的な科学の面の一番最近の例が、クラークソン大学の研究者達により、示されました。彼らのコントロールされた研究室では、研究者たちは生きたカタツムリにバイオ燃料の細胞をインプラントすることに成功。その細胞は、カタツムリの自然なグルコースを燃料のコンポーネントとして、電気のエネルギーを生成します。

Snails that Produce Electricity

その実験は、カタツムリが自然に反応したり過ごしたりすることの妨げにならないように、デリケートな方法で行われました。ですから、カタツムリが通常の行動をする時は、持続可能なエネルギーが注入された電極を外部回路に接続された状態で活かされています。

目新しさが全体にあるこの実験ではありますが、この技術はまだ初歩的な段階であるということは留意しておかねばなりません。研究者たちによれば、その研究の最終目標としては、自律的に持続可能な電力を生産することができるメカニズムのような、昆虫のサイボーグを作るのに十分な発展だといいます。そして、 これらの小さなシステムの目新しさが与えられたところで、これらは、敵のテリトリーのスパイのような、難しいミッションを果たすものともなりうるのです。

さて、動物活動家の皆さんが、そのような詳細に縮み上がってしまう前に、この興味をそそるプロジェクトに関わっている人たちは、実験に使われているカタツムリが、普通の日常の活動をするのに十分な状態にあえると確認しています。実際、科学者たちは、繊細な作業に取り掛かれるように、カタツムリが健康的なメタボリックレートを維持するよう、細心の注意を払っているのです。

All images are courtesy of Clarkson University.

Via: TreeHugger

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