メルボルンにある建築家集団EATが、シンプルでありながら人々に衝撃を与える家をオーストラリアの南西部沿岸につくりあげました。このスタイルは、私たちが慣れ親しんでいるモノガミーミニマリスティックなスタイルとは一線を画すものの、より古典的なアプローチのものです。白とグレイの色合い、フロア、屋根、ガラスの窓、そして光沢のある木の床など、すでに最近では当たり前になっているデザインパターンを使う代わりに、この家では木と鋼とを全体を形づくるのに使っています。コンクリートを使わない、自然のラインを生かした木のデザインは多くの家の中でも際立っています。
インテリアは自然光によって明るく照らされて、その複雑な建築は、熱気を寄せ付けず、暑い際には、換気が最大になるように保たれています。特徴的な円形の天窓はライトアップに役立つとともに、グリルの煙を外に出します。それに加えて、太陽光電池に目を向けると、断熱材によって人工的な寒暖の調節を最小限にしてくれるのです。雨水の収集システムはあなたが水が必要なときに合わせて水を提供し、しかも環境に考慮された機能が搭載されているのです。
スペースの間取りや換気などの機能も多く、環境に優しいだけでなく、同時に内装をも美しい家にすることができます。スタイリッシュなインテリアとともに、周囲全体のライティングや素敵なウッドデッキに囲まれたプール、このモダンな家があなたを失望させる筈がありません。
デゼーンより