最も空想的で未来的な概念設計は、命を救って、人々を災害から救い出す考えよりもはるかに役に立たないと、我々は常に主張してきた。最終的には、人の生命より貴重なものはなにもなく、環境に優しい技術となると、それが災害管理とリハビリテーションとなるとき、代替エネルギーと環境への解決が従来のパワーよりもはるかに効果的であることはますます明白になっている。 モジュールSoteriaは、この考えを再度強調するようなデザインだ。
Volodya Domaretskii氏によって設計された一時的なシェルターユニットで、ちょうど災害を生き残り、とどまる場所を必要とする人々を基本的なアメニティと電力供給で助けることができる。災害による打撃が生じるとき、それは自然そのものによるもの、または人間の怠慢により作られるもののどちらかで、最初に破壊されるのは電力供給だ。系統電力はインフラ制約のために生存者に届けることができない。そしてこのときこそ、ソーラーエネルギーと風力エネルギーの出番となる。モジュールSoteriaの各ユニットは、大きさが400フィートの輸送容器で、太陽のおよび風力の両方のパワーを利用する能力を持つ。
そして、ソーラーパネルと風力発電機が気象状況により不十分な場合に備え、念の為に予備のディーゼル発電機がある。各々のユニットは、トレーラーを使ってあちらこちらに簡単に輸送することができる。そして複数のユニットは、救助とリハビリテーションが終わるまで、一時的な地域をつくるためにつなげることができる。各ユニットは、水のろ過システムとバイオガス発生装置、そしてそのほかの基本的な設備を備えていて、必ず基本的な設備を提供する。
Via: Tuvie