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ピッツバーグの古い町並みが大変身

建築・都市デザインの世界では、再利用といえば昔の建物を大変身させるということです。もっと簡単に言えば使い物にならなくなった古い建物に新しい命を吹き込んでやるということです。町全体を巻き込むことになるこういった変身方法は実用的で効果的です。うれしいことにこの動きが俗に言う鉄の街ピッツバーグで進んでいます。

橋や鉄製建築物で有名なピッツバーグは歴史的建造物も多く、特に20世紀初頭のものは多くあります。しかし急速な都市整備事業に伴って公共の施設である学校やオフィスの建物は置き去りにされてしまったのです。

そのような建物を現在は個人や連合企業が買い取って経済的で文化的価値の高い施設に改装しようとしています。

例えば1917年にサウスヒル学校は開校して1986年までは栄えました。それ以降は20年間建物はほったらかしにされたままです。そんなこの建物を土地開発業者が2006年に買い取りレンガ造りの建物を利用して、106部屋装備のサウスヒル老人ホームが完成しました。それだけではなく、70%の使用電源を太陽電池でまかなうのでLEEDゴールド認証を取得しています。

このようなケースとしては他に州知事事務所を改装したリバービュー・アパートや、大改装を施した31通りスタジオなどがあります。もっと大事なのは、他にも沢山最適な場所に再生建物が現れていることです。果たしてどれほど効率的に仕上がっていくのかゆっくり拝見しましょう。

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