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氷河期の終焉は温暖化でもたらされた

環境科学者は長い間地球温暖化は二酸化炭素の排出と関係があると思われていました。しかし、最近の研究でははっきりとこの2つの要素の関連が分かりました。さらにナショナル科学基金の会誌「ネイチャー」で発表されたことでもその信憑性は高まりました。その結論とは二酸化炭素の排出が産業革命世代以降はもちろん、それ以前でも影響を及ぼしていたという確固たる証拠です。

これまでも氷河期の終焉には二酸化炭素の排出量が上昇したことが関係しているということは多くの科学者が唱えていましたが、証明をする決め手に欠けていたのです。ところがハーバード・コロンビア大学の海洋・大気専門科学者によると、もし南極だけでなく地球規模で考えてみると地球規模での温暖化は氷河期以前から始まっていたことが分かるというのです。

専門家は地球の衛星の微妙な移動が北半球における太陽光量を増やし、急速に北半球での氷山溶解が進んだというのです。これが北半球と南半球の温度交換のバランスを崩し、南半球から流れ込んだ気流に含まれた二酸化炭素がグリーンハウス効果を早めました。この結果で10000年の最終氷河期に終止符が打たれたのです。

この統計で恐ろしいのは10000年かけて氷河期を終わらせた二酸化炭素の量が今では人類の活動に伴って200年で発生されているということです。ですから今回の研究結果から分かるのは地球温暖化を抑えるためには二酸化炭素の量に目を光らせましょうということです。

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