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HWKNデザインのエンターテイメント・ゾーン/BMW・MINIによるクリエイティブな空間利用

限られた空間に身を置いていると、人はそれを最大限に利用したいと思うもののようです。空間の大きさは関係ありませんが、大きな例を挙げると、NYにある1000スクエアフィートの屋根がそれでしょう。建築家ユニットのHWKNと自動車会社BMW・MINIが、”創造的な空間利用”プロジェクトの一部として、社屋の屋上をオーガニックヒルも携えた緑のイベント会場へと変身させたのです。

MINI Rooftop

緑を保ち続けるために、自然と人工両方の要素が使われています。抽象的なグリッドがオーガニックヒルを囲み、ところどころに座ることのできるディンプルが配置されています。パフォーマンスステージはオーガニックヒルの頂上に位置し、演者と観客に親密な雰囲気をもたらすことでしょう。照明がつくと、その緑のカーペットがLEDでライトアップされ、まるでクラブのような空間が提供されます。

議壇は広告掲示板に向かって置かれており、ライティングタワーから色づいた光が投げかけられるのです。パノラマバーはハドソン河を臨みます。つまらない空間がこのようなコンパクトで大型イベント会場並の施設を持つエンターテイメントゾーンに変身したのです。

建築ユニットのHWKNは、そのほかにもスリーブ部分に細工をしており、その現代的な要素全てが、私達の空間と建築に対する見方を変えてしまいます。HWKNは当プロジェクトでの建造物デザイン以外にもたくさんのプロジェクトに関わっています。フォルクスワーゲンのブルーモーションキャンペーン向けにHWKNが提案したのは呼吸できる建築でした。 ふいごを連想させるその構造は、上下する屋根で中の空間を涼しくさせます。他の技術インフラで使われてはいませんが、その連結式ファサードは、呼吸する構造を強調しています。 夕闇のころにはキオスクが光り、訪れる人を探索へといざなうことでしょう。

Via: Evolo

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