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蜘蛛の糸より細い太陽電池

日本とオーストラリアの研究チームは、このたび蜘蛛の糸よりも細い太陽電池の作成に成功したと発表しました。この画期的な超薄型フィルムはプラスチックフォイル上に電極があり、厚さわずか1.9ミクロメートルで現在流通している太陽電池の10倍の薄さを実現しているそうです。

この発見は電極・合成スキンなどの上級ロボット工学に応用が期待できます。研究チームは、シーフリード・ボーワー、マーティン・カレンブルナー、そしてオーストラリア大学からジョハネス・ケプラー、さらに東京大学から関谷ツヨシさんをはじめ数人が参加しました。

関谷さんはこの機器は服に取り付けて発電もでき、お年寄りにとっては健康管理器具に電池が必要なくなるのは大きなメリットだと語ります。重さはほとんど感じず、柔軟性は多くの場面で重宝します。

東京大学の研究チームはこの機器はやわらかいのでダメージに対して強いということを報告し、このため曲げられたりサイズが大きくなっても耐久性は抜群です。太陽電池はとても薄いので何層に重ねても全体の0.25%ほどの厚さにしかなりません。

チームは今では太陽光からより効率的に電力を取り出すように研究を続けています。実用化は少なくとも5年後の話ですが。

発電効率は太陽電池パネルの大きさと比例しますから、関谷さんは大きめの電池を作るよう考えています。現在ではこの太陽電池は電子機器を使用できるほど強力ではないですが、5年後には変わっているはずです。

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