車メーカーは電気自動車の走行可能距離の延長にチカラを入れています。この解決策として日本の会社ＳＩＭ－ＤＲＩＶＥ社が画期的なＥＶを開発して世界記録を塗り替えました。ＳＩＭ－ＷＩＬという名の高速電気自動車は一度の充電で２１８マイルまで走行できる最高級モデルです。
同社はＳＩＭ－レイという前期モデルで世界記録の１９０マイルを達成しましたが、この新車は２８マイルもその記録を更新したのです。ホイール内蔵モーターと空地抵抗デザインが大きな効果を果たしており、スターウォーズを思い起こさせる先代とは違っておとなしめのデザインです。２１８マイルの走行可能距離ですが、ちなみにニッサンのリーフは同じサイクルシステムを使っていますが１２４マイルです。
効率性という点ではこのＷＩＬは先代レイに劣りますが、カバーできる距離は伸びています。走行距離が伸びた理由は主に１５３ポンドほど軽量化を実現し３５．１ＫＷの高容量電池を採用した点です。外形サイズも長さ２１インチと幅４．５インチほど短くしていますが、５人が快適に座ることが出来ます。
その他の機能ではアクセル機能が変化しました。先代のプロトタイプは時速０から６０マイルまで４．８秒でしたが新型モデルは５．４秒です。アクセル機能で落ちた分、振動は抑えてあります。
２６のパートナーと提携してＳＩＭ－ＤＲＩＶＥ社は近い将来新しい住居用・発電用のクルマを開発していく予定です。
