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小型防弾自動車

インドの防衛軍力と戦闘装備はその貧弱さが明るみに出て久しいですが、そのような雑音を打ち消すべく都市部での戦闘に適した小型防弾自動車を発表しました。これが一夜にして状況を変えるとはいきませんが、タタモーターズは国の軍力に批判が集まるさなかにこのクルマを発表したのです。

しかし、対テロリストなどの実戦使用において使われるだけのこのクルマのどこが特別なのでしょうか?それは完全電気自動車で、一度の充電で余裕で時速20キロで6時間の走行が可能であるという点です。この小型防弾自動車は曲面のボディーで銃弾をよけ、手榴弾に対しても効果大です。2人乗りで銃弾(200キロ相当)も搭載し、独自のシャーシーとサスペンションのおかげで急斜面や階段も簡単に走破します。

タタとDRDOの共同事業として生まれたこのクルマは罪のない市民を巻き込む市街戦においてチカラを発揮します。ディーゼルに頼らないということも大きな特長で、これにならって多くの軍用技術が化石燃料の使用をやめようになれば、排ガスの面だけでなく戦略面でも有効です。

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