この現代的な時代に、「芸術」と言う名のもとに献身する浪費や堕落、放蕩に不足はありません。 しかし、現実的にはシンプルなアートが必要で、それは、コンセプトの全体的な整合性を守る事を考えて押しつけられる影響より、純粋で心のこもったエッセンスなのです。 この点で、アーティストとのイトウ・ナオコは、木の枝を丹念に工夫し、小さなガラス瓶に入れて木を装飾した、独創的で素晴らしい文字通り「透明」な道筋を取り上げました。
どこから其々の枝を持ってきたかは分かりませんが、それらの殆どは、廃物利用されたものと推測されます。 そして、その手順は、中には小さい瓶もありますが、前述の瓶の中に慎重に整理していくものでした。 しかし、この芸術的試み全体の重要なトリックは、これ等の瓶を完全に積み上げて行く事をほのめかしています。 これによって、薄いベールを通して感じられる、葉の無い木とはいえ、最終的に現実的効果を添えるものになっています。
さて、何故このプロジェクトを取り上げて説明しているのか、気になっている人も多いと思います。 勿論、環境保護のコンセプトの道筋に関連しています。 何故か？ 初心者の為に説明すると、このアート作品は、装飾を目的の森林伐採や環境破壊への強力な比喩としてあるのです。 さらに芸術的声明を超えて、この彫刻に使用されているガラス瓶は全て、以前に使用されていたリサイクル品です。
Via: トイルドロップス
