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ソーラープレーン、初の大陸間飛行でモロッコに着陸/ソーラーインパルス

太陽光エネルギーの活用は、業界やその他に関係なく、全ての組織が乗じたい領域になりつつあります。そんなひとつがアンドレ・ウォルシュバーグとベルトラン・ピカ-ルによる、ソーラーインパルスの太陽光飛行機でしょう。この太陽光飛行機はモロッコ王モハメド6世の支援と、同国の太陽国エネルギーエージェンシー(以下MASEN)の招聘を受け、2012年5月24日午前6時45分(UTC+2)、スイスのパイエルヌから飛び立ちます。最終目的地はモロッコのラバトの予定です。途中スペインのマドリッドでストップオーバーし、午前2時 (UTC+2)前後にパイロットを交代する予定です。

Solar Impulse

ソーラーインパルスチームは、MASENによる世界で一番大規模な太陽光エネルギープラントの一つとみられる、同国ウアルザザテでのプラント着工にも参加します。2020年までに5つの太陽光パーク建設を目標とする、同国のエネルギー計画の一部である本プラントの容量は160 MWになります。これは最終的に370万トン相当の炭素排出量の削減につながるということです。ソーラーインパルスは”環境の移りゆくニーズには再生エネルギーを”をコンセプトにして活動しています。

アンドレ・ウォルシュバーグとベルトラン・ピカ-ルはまた、2500km以上の距離をガソリンなしで飛行する予定で、本日スイスを離陸する予定です。ここではジュラ山脈を超えて高度3600mでフランスのポンタルリエへ向かい、目的地マドリッドーバラジャス空港には混雑を避け、
早朝に着陸予定です。これは2014年のワールドフライトへのリハーサルとも言えますし、またこれにより空の交通網や物流に関する課題を彼らが更に理解してくれることでしょう。

Via: ATC Network

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