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アクアポニックスと温室を使って、持続可能な食料生産を促進しましょう

最近はサステイナビリティ(持続可能性)というテーマのもと、たくさんのトピックを取り上げてきました。その狙いは、地球がこの先も生命を支え続けられるように、責任ある暮らしを送る能力を高めることでした。再生可能エネルギーを利用したり、木を植えたり、周辺環境をキレイにしたり、汚染を最小レベルまで抑えたりすることによって、地球に多大な影響を及ぼすことができます。しかし、同じくらいサステイナビリティを左右しうる他の要因があります。アクアポニックスは、持続可能な食料生産システムを実現するためにふさわしい手段として、注目を浴びはじめています。養殖と水栽培を掛け合わせたものです。水栽培とは、水中で食物を育てることを指します。しかし、サステイナビリティをもっと高めるために、このシステムにさらに別の要素を組み入れようとしている人たちもいます。オマ・リッチモンド氏と、複数の人からなるチームは最近、リサイクルガラスを利用してアクアポニックスのための温室を作り上げました。

Building a greenhouse for Aquaponics

このプロジェクトでは、まず初めに土地を水平にならして、8×6インチの材木で取り囲まれました。断熱装置の部品として厚さ2インチのフォームが用いられました。地中に水道管を引いて、その地区一帯に砂と舗装材が敷き詰められました。2日のうちに、リサイクルガラスの切り取ったパーツの余り部分が加えられました。この温室はもうすぐ仕上がるところです。数週間のうちにソーラー発電式の排気ファンと苗床もできあがります。

このプロジェクトの素晴らしい点は、小さな規模なので、ほとんどだれでも取り組めること。このチームはできるだけ従来の燃料源に頼らない温室を作ろうとしており、リサイクルガラスとソーラーパネルを使用しているのも、魅力ですね。すべてを組み立てるのにそれほど時間がかからないので、小さな町や自治体でも同様のプロジェクトを簡単に実施することができます。

アクアポニックスはまだ導入されたばかりですが、リサイクルと持続可能な食料生産のための手段として大きな可能性を有しています。このシステムでは魚にとって有毒な水を再利用しながら、植物の成長を促してくれます。このサイクルによって、それほど大量の資源を必要とせずに維持することができるので、とりわけ水が乏しい地域でうまく機能することができます。

参考サイト: Aquaponicscommunity

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