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電気自動車の音色、オーディ社がeトロンに音響装置を採用

電気自動車の大きな特長は、走っている時に音がしないこと。もちろん、ガソリンエンジンの唸るような音が大好きな人や、自動車が出す音で車種を特定して楽しむ人もたくさんいるので、好みの問題だと言えなくもありません。でも、電気自動車がたてる音といえば、ゴムが道に擦れる音だけ。しかし、この傾向は急速に変化しており、ユニークな音をたてながら自動車が近づいていることを知らせてくれる電気自動車も登場しています。自動車製造会社のオーディも、自社製品の「eトロン」だと分かるような音をどこでも出せる電気自動車を開発しています。

Audi developing e-sound to tell pedestrian

オーディ社の音響専門家たちは、3年以上かけてeトロンが独自の音を出せるようにハードウェアやソフトウェア、サウンドの開発を行なっています。この会社の名前はドイツ語で「音」を意味するのだから、これってぴったりですよね。新しいeトロン車はF1の轟音と似たような音を出せるようになるでしょう。彼らは、他の車をあっと言わせるような未来的な先端性を兼ね備えながらも、電気自動車の特性を取り込もうとがんばっています。

そのサウンドは車体の底に取り付けられた40Wスピーカーから出てきて、車が近づいていることを知らせてくれます。すべての電気自動車が見た目を犠牲にしてでも同じような音を出すべきかどうか、その審判はまだ下っていませんが、自ずと明らかになるでしょう。それまでオーディ車や他の電気自動車製造会社は、サウンドを上手に利用した斬新な電気自動車を開発に努めているはずですよね。

参考サイト:Autoblog

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