ecofriend.com

びっくりするようなエコフレンドリーな発電の新方法

どうやってクリエイティブな人々が発電について新しいコンセプトや方法を思いつくのか、それを知るって楽しいですよね。いくつかの方法はびっくりするようなものだったり、そのような解決策の実用性について考えざるをえなかったり。でも、なかにはちゃんと発電に結びつくものもあるのではないでしょうか。たとえどんなに些細なことで、つまらなく思えたとしても。それでも、そんな選択肢について考えて、発明家たちのクリエイティブな思考プロセスをきちんと評価することはムダではないでしょう。

乗客の歩行運動から発電できる駅が、日本で開発されています

JR東日本が、人間の運動で発電できるという環境に優しい駅を開発しようと研究しています。とても革新的なアイデアですよね。乗客はまさに自分が作ったエネルギーで移動することができるかもしれないのですから。このコンセプトは「ピエゾ」という技術に基づいています。いくつかの「ピエゾ」の装置が、改札口の床下に取り付けられて、そこを乗客が通り過ぎるときの運動からエネルギーを発電します。この発電装置のプロトタイプは、渋谷駅で試験中です。この結果がうまくいえば、近い将来に自給自足の駅が実現します。

牛糞から!?カリフォルニア発のとってもエコなメタン製の電気

牛糞が農業用肥料やバイオガスになることはご存知ですよね。しかし、デービッド・アバース氏が期待するのは、バイオガスが多くの世帯の日常生活で主要な電力源になること。この夢のようなプロジェクトは「ビンテージ・デイリー・バイオガス・プロジェクト」と名付けられています。サッカー場5つ分の広さで、深さ33フィートの池が牛糞で満たされているというもの。しかし、メタンを作るプロセスが一風変わっていて、カバーされた穴に液状の糞を移すときに液体と固体を分けてくれるので、ずっと効率的だといえるでしょう。これにより、硫化水素と二酸化炭素が液状の排泄物から分けられて、ピュアなメタンガスを生産することができます。

弾むオッパイから作られるエネルギー

動いているものなら何でもエネルギーを作り出せるということはご存知ですよね。機械でもいいし、人間の動きでもいいのです。でもエネルギーを生み出すオッパイって、ちょっとびっくりですよね。これこそが、サンフランシスコ出身のアドリアン・ソー氏が唱えているものです。彼女は、大きな乳房をもっている女性はそれを弾ませることでエネルギーを生み出せると考えています。エネルギーを生み出すのを助けてくれるナノワイヤー布地と伸縮素材でできた特別仕様のブラジャーから、このエネルギーは出力されます。これって信じられないような発電アイデアですよね。

 

ソニアエネルギー吸収システムで、騒音を捕まえてエネルギーに変換しましょう

産業デザイナーのジフーン・キム氏とボイアン・キム氏、ミュンスク・キム氏、ダウン・チュン氏は、周囲のすべての音を利用してそれをエネルギーに変換するエネルギー吸収装置をデザインすることにより、雑音を再生可能エネルギーに変換するという革新的な方法を発見しました。「ソニア」と呼ばれるこの装置は、1デシベルの音からおよそ30ワットのクリーンエネルギーを生産することが可能です。

揺り椅子に座りながら発電

この発電方法はかなりリラックスできますよ。だって利用するのは、揺り椅子ですから。ピーター・ノバック氏によりデザインされたこの椅子なら、習慣的に揺り椅子に座って読書しながら、エネルギーを生み出すことができるのです。生産されたエネルギーはバッテリーに蓄えるか、もしくは座席の下からエネルギーを供給されるLEDランプで読書を楽しむか。どちらも素敵ですね。

発電できるサッカーボール「ソッケット」

多くの発展途上国では、夜の明かりに灯油ランプが使われていますが、これは煙がとても危険。年間に二酸化炭素を1億9千万MTも排出しており、有害なランプといえるでしょう。ハーバード大学工学部の学生4人が、この解決策を見つけようとして「ソケット」 をデザインしました。これは、蹴られたときに発電するサッカーボールのこと。日中に発電して、日没後に光を提供してくれます、サッカーを楽しみながら電気を作れるなんて、すばらしい方法ですよね。

特別な床板システムで、足踏みをエネルギーに変えましょう

ラフバラのデザイン学校は、足踏みから電気を作れるユニークな床板システムを開発しました。ペイベン・システムと呼ばれこのシステムは、エシカルなビジネスを讃える名誉あるイギリス・ビジネスアワードの授賞式で「ビッグ・アイデア」賞を獲得しました。このコンセプトでは、足踏みのキネティックエネルギーを電気に変換するように床が巧妙にデザインされています。非常に持続可能性に優れた再生可能エネルギー源ですよね。

ランニング運動を利用したナノジェネレーター搭載装置

もしあなたが熱心なランナーなら、運動を電気に変換してくれる発電装置にランニングシューズを変えてしまってはいかがでしょうか。このアイデアは、ランニングシューズに入れて運動エネルギーを利用するバッテリー装置を発明したローラ・メンサ氏によって実現されました。カーガダー・ドゥ・セルラーと呼ばれるこの装置は、発電して装置内のバッテリーに蓄えるナノジェネレーターからなります。ランニングの後に、装置を取り外してパソコンや携帯電話を充電したりして、エネルギーを使用することができます。

フラックスxラボは、回転ドアから発電

回転ドアから生じるエネルギーも、潜在的なエネルギー源になることを、ニューヨークのデザイナーたちとフラックスxラボスタジオが発見しました。彼らによれば、アメリカの回転ドアを備えた多くの建物がこの隠されたエネルギー源を利用できるとのこと。「レボリューションドア」と呼ばれるこの装置では、内蔵されたタービンがキネティックエネルギーを捕らえてインスタレーションサイトに送ります。

ソーラー・ランジェリー

 

ある日本人が考えついたこの一風変わったコンセプト。なんと、発電できる下着です。 コルセット・ライク・ブラには実際にソーラーパネルが取り付けられており、ディスプレイボードに電力を供給します。あまり衣類を身に着けていない時や、水着の時だけしか上手くいかないですけどね。それ以外なら実用的ではありません。

 

Today's Top Articles:

Scroll to Top