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見る人を唖然とさせる変わったつくりの「ガーデンタワー」とは

今のところ人間の深層心理を上手にカタチにするのに成功した建築物はあまりありません。しかし新鋭の建築家の中には、思い切ったデザインを通して大変個人的なイメージの体現を目指そうとする者もいるのです。そのようなデザイナー中の一人 タイラー・ジュリアン・ジョンソンは一風変わった野菜栽培タワーのアイデアを発表し「アーバン・リフレクション」と名づけました。

リフレクション(反射)の示すところは、鏡に映るイメージとより深い瞑想からくる特殊な意味を持っています。見た感じでは、500個にわたる異なる部品を組み合わせてタワー状に積み上げて螺旋状のスタイルを作り上げました。表面に張り巡らされたガラス板が周辺の景色を文字通り映すところが、最初の「反射」の意味に合うというわけです。

しかし、この巨大建造物にはモダンなスタイルの外観とは間逆の、興味深いインテリアが隠されているのです。タワーの内側には23種類もの植物を垂直方向に流れるように栽培するように設計され、訪れた人はタワー上方へ向かって緑の生い茂る景色に身を置く独特の体験をすることになります。このことが「反射」の2つ目の意味合いである「深い熟考」を表すことになるのです。

最後に、優れた実用性のデザインに関してはそのシンプルさが大きく関与しています。500個のそれぞれの建築部位は簡単に分解取り外しが可能で、プランターを兼ねる各部分は将来的に別の用途にもリサイクル使用できるようになっているのです。

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