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建築家の計画は米連邦議会前に「地球に優しい」都市広場を設計することだ。

近隣計画は依然として一部のよく知られた大規模建築デザインがその礎となっている。そういった大規模計画は建造物の範囲にとらわれることなく、それらの配置の特徴を定義しながら、敷地とその属性を融和する傾向がある。そして、米連邦議会前に計画された都市広場は他に類を見ない印象的なデザインだ。さて、Diller Scofidio + RenfroHood DesignはワシントンDCで開催されたナショナルモール設計競技会の企画案、「ユニオン広場」を製作したが、提案した野心的共同プロジェクトは、まさにそういうものを内包している。

union square' by diller scofidio + renfro & hood design

広大な敷地は都市の歴史的な公式ならびに非公式の計画によって生み出された主要な都市軸がまさに交差する位置にある。実際のところ、デザイナーの意図は一貫していて、フランスのボザール様式と英国の牧歌的な様式を現代的に融合させるという彼ら独自の手法によって、象徴的に構成要因を配置してある。

空間的に見てみると、設計図にある壮大な領域は緑豊かな庭園のある自然環境、歴史上有名な湿原そして連邦議会の広大にひろがる歴史的な価値のある地域から成る。これらすべての平面的な領域はそれぞれボリュームをもって対比的に配置され広範囲にわたるリクリエーション空間を形作る。

人工的に「建設された」湿地帯は連邦議会から発生する排水を処理する専門の濾過システムとして機能する。全処理過程は管理制御される。さらに教育上の観点から公に公開もする予定だ。その上、濾過された水はかわるがわる効率よく利用される。湿地帯、様々な樹木、野生の低木、下生え、さらには敷地のはずれにある植物園を潤す。

反射する水溜りはこの広場の極めて重要な呼び物の1つだ。それによりこの大規模計画での水塊の存在が際立つことになる。事実、建築家はすでに惹きつけられるような波紋を水面上に思い描いている。それは周囲の公共循環が生成する高いレベルの音と調和するものだ。

Via: DesignBoom

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