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環境に優しい調理のためのDIY太陽光オーブン

DIY SOLAR COOKER

自然はたくさんの有益な物を与えてくれます。太陽エネルギーはその中の1つです。ただ、そうした物の価値を理解し、正しい方法によって利用する必要があります。太陽エネルギーは強力なエネルギー源ですが、この利点を最大限生かしきれてはいません。太陽エネルギーは、家庭内実務など多方面に利用することができます。そして、太陽エネルギーを使用することにより、人工的なエネルギー源の使用を回避することが可能です。また、太陽エネルギーは何ら投資の必要なく潤沢に得られることから、誰にとっても便利な選択肢です。ここで紹介するアドバイスは、料理をする際の太陽エネルギー利用に関連しています。

1. 単なる箱を太陽光オーブンに改造する簡単な方法

この方式はダンボール箱を使って簡単に太陽光オーブンを作る方法です。これは間違いなく環境保全への取り組みの1つであり無害な方法です。

a. 必要な材料: ダンボール箱、黒い紙、アルミホイル、プラスチック、非毒性接着剤、ペン、テープ、ナイフ、はさみ、棒

b. 建造方法: 箱上面の端から1インチ内側に線を引きます。1辺を残して3辺を切ります。これでオーブンのドアができました。オーブンのドアの下側に正方形に切ったアルミホイルを貼ります。開口部よりも少し大きめにプラスチックを切ります。黒い工作用紙を使って箱の底面を覆います。

できあがりです。ここでドアを開け、太陽光線が内側に当たるようにして、おいしい食事が調理されるまで待ちましょう。

2. 十代の若者がピザの箱を太陽光オーブンに改造  

ブルックリンのJames Madison高校とEdward R Murrow高校の生徒たちの活動は非常に高く評価されました。この生徒たちは環境保全のメッセージを広めるためにピザパーティーを計画しました。彼らのピザは電気オーブンで調理したものではなく、一般的なダンボール製ピザ箱にアルミホイルと黒い紙を全体に被せたもので調理しました。十代の若者そして年配者にも人気のある熱くてスパイシーな「環境に優しい」ピザは、パーティーに参加した全員の人気をさらいました。ピザ箱オーブンは、暑い日には200度にまで達する能力があると生徒たちは主張しています。また、この簡素な調理法は人工燃料や人工ガスと比較しても、より安全であり面倒もありません。

3. 5ドルの太陽光オーブンが7万5000ドルのグリーンイノベーション賞を勝ち取る

ケニアのJon Bohmer氏が開発した京都ボックスオーブンは、FT Climate Change Challengeにおいて栄誉を受けました。300近い創作を退け7万5000ドルの賞金を手にしたこの勝利は価値のあるものです。

たった5ドルのオーブンは2個のダンボールからできており、1つの箱がもう1つの中に入っています。2つの箱の間には断熱材としてワラまたは紙を詰めます。内側には黒い紙を貼り外側は銀色に覆います。この仕組みによって中に置いた食べ物に太陽光線が集中します。

Kyoto solar cooker

4. DIY風よけ太陽光オーブン

この太陽光オーブンを作るのに必要なものは、プラスチックバケツと円錐形風よけそしてプラスチックカバーです。バケツに石を詰め、上に風よけを乗せます。プラスチックカバーの中に黒色の鍋を入れ、鍋とカバーをオーブンの中に入れます。2、3時間待てばでき上がりです。

5. 太陽光オーブン

お金をかけずにごみから太陽光オーブンを作ることができます。冗談ではありません。以下のヒントを読んでください。

a. 必要な材料: 断熱ダンボール箱1個、ダンボール箱(小)1個、ダンボール箱(ふた用)1個、ガラス板1枚、テープ、黒色塗料、透明プラスチック袋、黒色または濃い色の鍋、工作用ナイフ、定規、カッティングボード、えんぴつ、ペンまたはマーカー

b. オーブンの製作: 小ダンボール箱を用意し、1辺を切って取り除きます。少し大きめの箱を用意し、内側を黒色塗料で塗装します。小ダンボール箱を大きめの箱に入れます。ふた用に用意した箱の上に正方形のガラス板を置いて輪郭をなぞり、その内側にもう1本の線をひきます。内側の線に沿って箱を切り、開口部を作ります。開口部にガラス板を置いたら透明ガラス付きのふたができあがります。食べ物を入れた黒い鍋をプラスチック袋に入れてダンボール箱オーブンの中に入れます。ガラス付きふたを被せて太陽光の下に置きます。2、3時間待てば調理完了です。

6. 太陽光オーブンの作り方(20ドル以下の費用と1時間以下の所用時間で)

a. 必要な材料: 大きさの違うダンボール箱2個、平らなダンボール紙、正方形のガラス板、アルミホイル、シリコン製コーキングのチューブ、新聞紙、黒色スプレー塗料

b. オーブンの作り方: ダンボール紙の中心に大きい方のダンボール箱を置き、底辺の輪郭をなぞります。小さい方の箱を置き、輪郭をなぞります。これで、同じ中心を持つ正方形が2つできました。小さい正方形の3辺を切り、窓を作ります。ダンボール紙のそれぞれの角に1つづつ切り込みを入れます。外側の正方形の角に向けて真っ直ぐに切ります。この切り込みはダンボール紙の辺に対して垂直にします。シリコン製コーキング材を、はね蓋にかからないように、2つの正方形の間に連続するビーズのように置いて行きます。外側の正方形に合わせてプレキシガラス板を貼付けます。コーキング材が硬化するのを待ちます。大きい方のダンボール箱の上辺を切り、小さい方の箱を入れます。2つの箱の隙間が4辺とも2インチになるように、シリコン製コーキング材を使って底辺を固定します。くしゃくしゃにした新聞紙を隙間に入れて断熱材にします。内側の箱の切り揃えたはね蓋を外側の箱の縁に貼付け、硬化するのを待ちます。蓋の内側と下側に丈夫なアルミホイルをはります。底辺は黒色の塗料で塗ります。食べ物入りの缶を箱の中に置き、プラスチックシートまたはガラス蓋で箱を覆います。オーブンを太陽光の下に置きます。しばらく後に調理は完了します。

 

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