代替エネルギーの進化は使えるものは何でも使おうとするところまで来ました。例としてマイケル・ホフマンさんの新しいプロジェクトであるソーラートイレが挙げられ、下水を使ってソーラーパネルと一緒に再生可能電力を作り出そうとしているのです。
機能はシンプルです。トイレを使うだけでいいのです。汚水はただ単に下水に流されるのではなくて、ソーラーパネルの熱で発電されるのです。これによってカーボンと水素が作成され、引いては燃料電池に使われるのです。
このプロジェクトは他ならぬビル&メリンダ・ゲイツ夫妻とゲイツ基金によって出資され、マイケルさんはプロトタイプでは$2000もかかりましたが大量生産時には大幅なコストダウンを実現できるとしています。この革命的なトイレは似たようなカタチでソーラーパワーの電池を使って浄水機能を発揮するシステムから派生しました。
もしこのプロジェクトが成功した際にはもしかしたら自分の汚物で自分の部屋の電気を発電することができるかも知れません。なんと言う技術の進歩でしょうか。