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フランクフルトで電気Forvision をリリースする〝スマート”さ

Smart Concept

ドイツのマイクロカーメーカーの ‘Smart’社が、もうすぐフランクフルトのモーターショーで、そのForvisionのコンセプトを発表する予定です。スマート社は、ドイツの自動車メーカー、ダイムラー社の子会社です。この車に使われているスタイリングと技術はまた、次の世代の〝フォー・トゥー”シティーカーの前駆体としての役割もあります。以下で述べられている技術的な革新のほとんどはまだ開発段階ではありますが、生産化できる可能性が高いものもあります。

グリーンな車

Forvisionはその環境にやさしく、エネルギー消費削減の革新性があるという点で、かなり画期的なものです。化学関係の会社であるBASF社とのコラボであるこの車は、エコな資源を通して、そのエネルギー需要をすべて満たすように設計されています。 車のルーフは複数の太陽電池で構成されていて、車のマルチメディアのコンポーネントを作動させるのに十分なエネルギーを作ります。シートのカバーは、熱伝導性コーティングで構成されている〝Eテキスタイル(繊維)”という物質から作られています。車の温度は多くの方法で維持され、蓄電された太陽光エネルギーは加熱・冷却システムを機能させるのに使われます。この車はまた、1年を通して車の温度が快適に保たれるように、断熱発泡材が使われています。

第三世代の車

スマート社が公表したスケッチは、同社がその第三世代の車たちのために計画している、多くのデザイン上の実験が示されています。ノーマルタイヤは、完全にプラスチックで作られた、従来のタイヤより3kg軽いものに置き換えられます。また、スケッチによれば、次の世代のフォー・トゥーは引き続きトリディオン・セーフティーセル(訳注:スマート社の特徴である、鋼鉄セル)も引き続き使用するようです。スマート社の車のトレードマーク的な特徴である、高い位置の2つの座席(調節可能なもの)と、まっすぐ立っているようなワンボックスのスタイルも続くようです。

最近、スマート社の親会社のダイムラーとフランコの提携がありました。その結果、フォー・トゥーは、メルセデスベンツのリアエンジンが搭載されている初の車となる予定です。

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