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Royal Children’s Hospitalの自然な環境が患者の早期回復を助ける

Billard Leece氏とBates Smart氏が共同設計したメルボルンのRoyal Children’s Hospital(RCH:ロイヤル小児科病院)が、2011年に完成しました。「最先端技術」の基本構造は、ファミリー・センター・ケア・モデルを採用し、子どもと親が設備の中心になるように設計されています。病院から見えるロイヤルパークの自然の彩とテクスチャが、自然の癒しとなって室内に溶け込み、患者やスタッフにとってリラックスできる雰囲気を作っています。

The Royal Children's Hospital, Melbourne, Australia

2階には珊瑚礁の水族館、大規模な手工芸品店、双方向テレビ・スクリーンやカフェテリアなどの元気を回復させる設備があり、見舞客をやさしく迎え入れ、リラックスすることができる空間です。

病棟の80パーセント以上は公園や中庭に面しています。患者はベッドに寝たまま、日よけガラスを通して病院の屋外風景を見ることができます。曲がったパネルに綺麗に並べられたような多彩に色づいた葉が建物の特徴です。これらの葉のパネルは、直射日光から保護する役目もあります。

環境と人々の健康の美しい接点が、建築的な方法で上手くレイアウトされています。この設計の凄いところは、肉体的、精神的そして情緒的な面における健康水準を全体的に高めてくれるところです。インフラに組み込んだ省エネルギーのアイデアとしては、バイオマス暖房やトリジェネレーション、太陽光パネルによってエネルギーを生成して、24X7を実行する必要がないエリアを封鎖できるように臨床エリアから分け、病院からの炭酸ガス排出量を著しく減らしました。排水処理から節水に切り替えたことも、病院が具体化した、もう一つの革命的なアイデアです。古い病院はステージ2の完成後、新グリーン・パークランドに替わります。

Via: Worldarchitecturenews

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