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環境に優しい乗り物に乗って冒険の旅へ

環境に優しい乗り物の設計を通じて、気候変動や環境破壊から地球を守ることに人々の意識が向くように尽力してきた世界中の冒険家や団体そして技術者をここにまとめてみました。彼らの中には自らの命をかえりみず発明品に乗って世界中を旅した大胆な人たちもいます。

ソーラタクシー:世界を旅する太陽電池式三輪自動車   

2007年7月以来冒険家Louis Palmer氏は世界中を旅するためにソーラタクシーと呼ぶ太陽電池式三輪電気自動車を設計中です。この三輪自動車を作動するエネルギーの30パーセントは太陽電池パネルから得ており、その他60パーセントはPalmer家の屋根に設置した太陽電池パネルから得ています。残りの10パーセントは認可済みの太陽光発電所から得ています。試験運転時には1回の充電によって時速60キロで1万6000メートルまで延ばす性能を見せ、約200キロの距離を走行しました。さらに運転時の楽しみのために革製シートとMP3音響システムを搭載しています。

Earthraceが周航記録に挑戦 

環境に優しいモーターボートによって世界一周の最速記録をつくるとは信じがたいことですが、Earthraceは2年間の研究開発を経てその不可能に挑戦しようとしています。世界で最も速く最も地球に優しいモーターボートというふれこみのEarthraceはアゾレス諸島へ向けて東へ出航しました。就航チームはこの計画の核心がぶれないように十分に配慮しました。麻の合成物を使用したボート部品、生分解性で無毒性の汚染防止材、ビルジ水処理、環境に優しい潤滑剤や寝具、さらに乗組員の衣類でさえ麻製やタケ製です。しかし、第一の主張であるバイオディーゼル燃料を使用することと二酸化炭素を排出しない世界一周をモーターボートによって成し遂げることには本質的に矛盾する部分はあります。

再生プラスチックボトル製双胴船が太平洋を横断  

David de Rothschild氏は環境保全に対する意識を高めるための極端に独創的な方法を考案しました。David de Rothschild氏とScripps Research Instituteの4人の科学者は、サンフランシスコからシドニーまでの1万2000海里を越える太平洋横断航海を行うPlastiki Expeditionを引き受けました。Plastikiは二酸化炭素を注入した2万個のプラスチックボトルで作った環境に優しい双胴船です。このボートの単純な構造は航海終了時のリサイクルを可能にしています。

Trev:再生可能エネルギー2人乗り自動車 

オーストラリアとドイツそしてスイスの電気車両が先駆的な世界一周2万7000キロの陸と海の旅を排出ガスを出すこと無く188日間の後に達成しました。オーストラリア、アデレードの三輪自動車Trevとドイツの電気スクーターそしてスイスのMonotracerハイテクオートバイは80日間で世界17カ国を周りました。スイスチームZerotracerのメンバーたちは世界一周に向けて東へ旅だってから約6ヶ月後、国連ヨーロッパ支部を静かに訪れました。旅の途中の供給網のいくつかには潜在的に石炭など高炭素原料によって発電した電気がある中で、各チームは消費したエネルギー分の電力を風力や太陽光そして水力など再生可能資源によって発電した電気を購入して排出ガスゼロの旅を成し遂げました。

Planet Solar: 世界最大のソーラボート   

世界最大のソーラボートPlanet Solarは環境保全に貢献したい人たちに最適です。長さ31メートル幅15メートルのこのボートは複数の船体から成り、500平方メートルの太陽発電パネルが全電力を供給します。太陽光を最大限に取り込むために船尾と船体中央に広げることができる太陽光パネルで覆った延長板を搭載しています。Planet Solarは103.4キロワットの太陽光エネルギーを捕獲しエンジンを作動することが期待できます。この双胴船は平均速度8ノットを出すのにわずか20キロワットを要しますが、およそ2倍の速度に加速できるように専門家たちは願っています。

Quikey:四輪自転車による大陸横断アドベンチャー    

人は足力のみによってどこまでいけるでしょうか。数キロ、数マイル、数州、国の全土でしょうか。オーストラリアの冒険家Roger Chao氏とMegan Kerr氏に尋ねたとしたら大陸横断と答えるでしょう。信じがたいでしょうが、この2人はカザフスタンのアスタナからユーラシアの大草原地帯を横断する約1万2000キロにおよぶロシアとアジアをまたぐ大陸全長を四輪自転車Quikeyによって走破する計画を立てています。

Steamboat Willyが足こぎを動力にテムズ川を横断   

週末に足こぎホバークラフトに乗ってテムズ川を渡り食料品店へ買い物に行くという案は素敵な思いつきですが、簡単なことではないでしょう。ロンドン大学のグループがどちらも存分に楽しめる方法を教えてくれました。このグループはカーボン繊維やガラス織布そして発泡スチロールなど最軽量素材を使用してSteamboat Willyと名付けたホバークラフトを設計し、川渡りを楽にしてくれました。

太陽電池式三輪車に乗ってオーストラリア横断  

気候変動に対する注意喚起の模範的な提示例として、バララットにあるダマスカス・カレッジの8年生から12年生の生徒たちは記録に挑戦すべく3775キロを太陽電池式三輪車によって走破しようとしています。このRodeRAGEと名付けた遠征はダマスカス・カレッジの11年におよぶEnergy Breakthrough Team計画がかたちにしたものです。さらに、この計画チームは気候変動が発展途上国におよぼす影響を緩和するために10万ドルの資金を集めることを目指しています。

Via : ecofriend

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