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家具を作ってみよう!

家具を作る際には気持ちをこめて集中することが要求されます。市販されている家具ではデザインや品質に妥協しなくてはならない場合も多いでしょう。しかし自作するとなると自分の望むとおりの物を作ることができますし、妥協することなく安く済ませることができるのが最大のメリットです。例としては本棚・コーヒーテーブル・ソファなどが挙げられ、自作の際には環境にやさしい選択をすることも出来ます。例えば材料に無駄の出ないように工夫しながら、リサイクルを積極活用して再生利用木材を使用するなど、環境保護を実現しながらプロジェクトを進めていくことが出来るのです。

難易度:中~上級

必要材料

1.ものさし・テープメジャー

2.各種のこぎり

3.ハンマー

4.のみ

5.電動パワードリル

6.ルーター

7.スクリュードライバー

8.留め金など家具用品各種

所要時間:24時間

手順

1.最初は無理せずに

初めて日曜大工に挑戦する場合には、まずは簡単なところから必要な基本技術を学んでいきながら始めましょう。細かな特殊技術は置いておいて、ここでは失敗しながら学んでいくことが大事です。こうすることで時間とお金の無駄を省けます。最初は道具の使い方から勉強しましょう。最初のうちは直線の切断や正確な測量、取り付けをしっかり抑えて基礎をマスターしていきます。

2.奥さんの趣味にも合わせて

自分の限界をわきまえた上で、夫婦で納得するデザインの家具を作ることを目指しましょう。はじめのうちは完璧を求めずに、見た目は悪くても続けていくうちに徐々に技術は身についてくるものですから、最初のプロジェクトでは機能性を第一の目的にして取り組みましょう。

3.サンプルに沿って

製作を始める前にサンプルとして写真があると便利です。白黒で構いませんから正確な寸法が分かるようなものを用意します。これによって、完成品のイメージを持たせて組立工程を頭の中にビジュアル化させる作業を助けます。

4.必要部品をそろえる

必要な細かな部品各種や材料は製作開始前にアレンジして用意しておくようにしましょう。どのくらい木材は必要なのか、また周辺部品はどうなのかなども調べておく必要があります。その後で最寄の日曜大工センターなどで予算やプランに合わせた買い物をします。

5.本やインターネットで情報収集を

写真だけでは具体的にどのように作業を進めるか一部分かりづらいところも出てきます。切断加工などの技術自体はまだ未熟である場合もほとんどですし、パワーツールの取り扱いにも経験が必要です。このような時は説明書を読むだけでも大分違いますし、日曜大工全般に関する必要情報は本やインターネットサイトから大体は得ることが出来ます。

6.切断前の測量は慎重に

家具を自作する際にはコストを50%ほど節約することが出来ますし、ゆっくりとあわてず仕事を進めることで時間とお金を無駄にせずに済みます。さらに切断に移る前に頭の中に流れを描きながら進めて、切断した部分には個別に識別用ラベル付けをして上手に管理するようにしましょう。

7.必要ない道具は買わない

日曜大工素人に最も多いミスが必ずしも必要の無い道具を片っ端から買ってしまうことです。人から借りたり古いのをなんとか利用したりと工夫しながら、完成させるためのステップが思い描けたところではじめて、卓上のこぎりや電気ドリル、紙やすりがけ機などのパワーツールを購入するようにしましょう。

8.ミスを認め受け入れる

人はなかなか間違いを認めたくは無いものですが、実際ははじめのうちはたくさん間違いをすることになります。どうしてもプロのようにはいきませんから、最初のうちは完成度に気を取られすぎずに、まずは完成させること自体を目標にしてやっていくように心がけましょう。

9.誰かと一緒に取り組みましょう

友達や家族をはじめ、日曜大工に興味のある人を呼んで共同作業するのも良い案です。日曜大工は一人でやるより二人でやったほうが効率は上がるものです。材料を支えたり測量を手伝ったりという際には大変助かります。家の仕事を助け合いながら一緒に片付けていくように積極的に話し合ってみるのも良いかもしれません。

10.仕上げが大切

最後にニス塗りをしたり紙やすり処理をすることは必ず飛ばさないで実行しましょう。仕上げをあわてずに必要な処理を全て行うようにします。また細かいところに目を配り、たくさん作ればその分制作費もその都度抑えることが出来るようになってきます。経費節約のために中古家具を買うという手もありますが、完成品の質では自作には敵いません。

気をつける点

1.切断する前に最低2度は測量すること

2.ねじの長さに気をつける。長すぎるとおかしなところから突き出てきてしまうこともあります

3.個別にIDタグをつけて混乱しないようにしっかり管理しましょう

4.道具の使用には細心の注意を払いプロテクターも必要に応じて着用します。

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