ecofriend.com

天然資源とリサイクルについての理解を促進するTerevete Forest Centre(テリベート森林センター)

「リサイクル」という用語は、それを実行しない多くの人にとっては抽象的な概念です。ラスチックと紙を分別して、リサイクルの大切さを解き明かし歩く人たちを連想させます。しかし、もし自然の現状を見たり、自然環境の中で四大元素を実際に観察したりすることができるとしたらどうでしょう?製品の原料は何であるかを正確に理解すれば、もっと積極的に再使用したりリサイクルしたりするのではありませんか?そのようなことから、ラトビアの設計会社Sampling社(サンプリング)が、Terevete Interactive Educational Forest Centre(テリベート・インタラクティブ・エデュケーショナル・フォレスト・センター)を考案しました。ここでは、研究者たちの研究環境が整い、一般の人たちは異なったアプリケーションを使用して資源や建築資材、そしてエネルギー保全に関して学習することができます。概念としては、公開競争の一部としての展示会場とインフォメーション・センターです。

terevete interactive educational forest centre

センターは教室や展示室、そして会議室などの設備に分けられています。展示ホールは、ユニークな形の天窓によって四季を表現する設計になっています。一般の訪問客はカフェやレストラン、売店を利用することができ、専門家は情報エリアや作業場を利用することができます。

この計画によると、建物はプライベートと一般の人が使用できるスペースがジグザグ構造となっているので、お互いに接することがなく、専門家がプライバシーを保つことができます。

研究者に対しての研究場所の提供と、一般の人たちが森林を楽しみ、かつ学習する機会を提供することはさておき、センターは四季を通して雨水を貯蔵し、太陽エネルギーや自然換気の使用を備えた自給自足型の教育ハブになるでしょう。センターの暖房は、温水用のバイオマス・オーブン、地熱ヒートポンプ、そして温熱水には太陽光コレクタを使用します。建物の電源には、太陽電池と非常用ディーゼル発電機が設置されます。

Via: Designboom

Today's Top Articles:

Scroll to Top