環境に優しくエネルギー効率の良い屋根裏部屋の手掛かりはロケット科学の様に難しいものではありません。環境にも健康にも優しい屋根裏部屋を作るために、欠かせない幾つかの原理を基本的に理解する事が必要です。健康的な屋根裏部屋は見た目が楽しいだけでなく、幾つかの目的で使用できます。あなたの家の屋根裏部屋を無駄な空間にしておく事はありません。あなたの持てる力を尽くして使えるように手入れして下さい。そんなに難しい事ではありません。誠意と関心を持ってこれらの基本的な手順に従ってやってみて下さい。
所要時間：3-4時間
必要な資材
- 木の板
- 発泡断熱材
- 穴を塞ぐ布または綿等
危険性
- 古い家具や隠れていた鋭い物で怪我をする事
- 埃による感染症
環境に優しい屋根裏部屋を作る手順
監査
あなたの家の屋根裏部屋を監査する事は、環境に優しい屋根裏部屋を自分自身の為に作る最初の第一歩です。あなたの屋根裏部屋に何が欠けているのか、より良い外観にするには何を変えれば良いのかを調査する必要があります。改修計画を立てる前に屋根裏部屋の欠点を確認するのはとても大切な事です。屋根裏部屋を監査する時は、必ず下記の事柄をチェックして下さい。
空気漏れがないか
断熱材の使用は空気穴全て遮断するという意味ではありません。空気漏れを完全に防止するのではなく、まず空気が出ている場所を見つけるのが大切な仕事です。そんなに難しい仕事ではないので自分のやり方でやってみて下さい。異なる物質が一緒に纏っている所、例えば窓枠や通気口や基礎のような場所を点検する必要があります。もし時間にゆとりがあるなら、全てのドアと窓を閉めて家を減圧する事をお勧めします。全ての換気扇のスイッチを入れて家の空気が窓の外へ流れ出るようにすると、空気のシステムを止めることが出来ます。これが出来たら線香に火を点け、空気が漏れやすい場所の周りに線香を移動させます。煙が吸い込まれるのを見たら、そこは空気漏れがある場所です。
天井の水の汚れをチェック
水のシミのようなものがないか天井を確認します。屋根に付く水のシミは屋根が漏れていると証拠です。部屋の換気が悪く、屋根に湿気が蓄積されて傷んでいることを意味します。
現在使われている絶縁体の測定
エネルギー省はガラス繊維やロックウール製で最低でも28㎝必要であると勧告しています。20センチ幅のセルロースを使用する事も出来ます。大半の家庭はロックウールやガラス繊維で絶縁していますが市場では環境に優しい代替品があります。これらの環境に優しい製品は価格効率が良いだけでなく有効に機能します。
換気扇を覆う
エネルギー省はどの屋根裏部屋の換気扇を覆う事を強く薦めています。この点では箱がお手軽です。屋根裏部屋に通じるダクトの周りを密閉処理するために箱を使うことが出来ます。この処置で屋根裏部屋から来る熱の損失を減らす事が出来ます。
屋根裏通気口の確認
屋根裏部屋の換気が詰まっていないか確認する事は非常に重要です。屋根裏通気口のどこかが詰まっていないか確かめ、通りを良くしておく必要があります。屋根裏通気口を屋根裏部屋の外側に開放しておきます。
輻射バリア
輻射バリアの設置は、環境に優しい屋根裏部屋を作るにあたって非常に実用的な措置です。これは断熱措置でもあります。輻射バリアの目的は、部屋の屋根から吸収される熱を断絶し屋根裏部屋の温度を維持するのに役立ちます。またこの利点とは別に、輻射バリアは冷房費を5-10％削減することが出来るのです。
結論
整備の行き届いた屋根裏部屋は楽しい場所であるだけでなく様々な用途に活用できます。客間や子供の遊び部屋として、また仕事部屋にも転用できます。上述の手順は環境に優しい屋根裏部屋への手掛かりとなります。手順通りに従って行えば、きっと利益になると思います。
