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Skoon:水の浄化装置としても機能する、持ち運び可能な水を運ぶバックパック

皆さんに、アフリカの悪い現実をお伝えしましょう。人間が生活するもので、もっとも基本的なもの、すなわち衛生、水の供給となると、それを手に入れることができるアフリカ人は50%未満なのです。実際に、衛生的な設備の不足により、毎年20万人以上もの人が亡くなっています。そのような劣悪な環境で、何百万人もの人たちが、ただ1つの容器に、しかも汚染されている水を取りに行くため、個々に広範囲にわたり、遠くまで行かなければなりません。 今、そのような大変な苦境への解決策は、、ただ自分達の概念の中で壮大なのではなく、自然でもっと実用的になるべきです。そして、それこそが、デザイナーのPang Teh Chun氏が、自身の浄水器のバックパック、“Skoon”として 考えたものなのです。

Skoon

人間工学に基づいたバックパックのスペースとして、Skoonは2つの重要な要求に誠実に応えます。まず、その空間的に効率的なデザインは、人々が、長期間に渡ってかさばる容器を運ぶことで普通起こる、健康面での問題に対抗するのに役立ちます。次に、そして更に重要なことには、このバックパックは長距離にわたって運ばれるときに、自動的に水をろ過してくれます。

デザインの面で言うと、Skoonは主に2つの、取り外し可能なコンポーネントでできています。それは、水を入れるバッグと、運搬用のストラップと接続パイプがついた水のろ過装置で、一旦水をバッグに一杯に入れると、その水はパイプを通って、浄化用のバッグに行きます。

浄化設備の部分は、集まった水の大きな堆積物を捕らえる役割をする、粒上のサンドプラスチックフィルターの層で構成されています。更に、ろ過の過程では、ろ過された水を消毒するために強くされた紫外線が使われる、太陽光水消毒技術を使っています。

最後に、人間工学の面について述べると、背中のフレームは特別に軽量なポリプロピレン素材から作られています。 形状もまた、人の背骨の湾曲に沿っていて、調節機能が改善され、運搬物の重さが均等に体にかかるようになっています。

Via: Coroflot

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