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豪華絢爛なリサイクル: 廃棄されたプラスチックゴミで作られた見事なシャンデリア

お家を見回してみると、使っているもので“使い捨て”のものの量がどれぐらいあるか見えるでしょう。プラスチックボトル、カートン、容器、いつも出しているごみの山を形成するたくさんのプラスチックの包装など。ただゴミを袋に入れてゴミに出して、それはきちんとリサイクルされるものと思っているものですが、そのほとんどは埋め立てゴミに行ってしまうのです。このペースで行くと、 おそらくいつか、このような方法でゴミを廃棄するのが不可能に近い状態になるでしょうし、今よりもっといいリサイクルとリユースの方法がなければならなくなるでしょう。アーティストのKatharine Harveyさんは、まさにこのメッセージを、自身の一番最近のコレクション、“シャンデリアに込めようとしています。

今、ニューヨークのワールドファイナンシャルセンターのウィンターガーデンで展示されている、この、高さ21フィート、幅15フィートのシャンデリアは、遠くから見ると、豪華絢爛な、ガラスで上品に作られたシャンデリアに見えるかもしれません。でも、シャンデリアに向かって近づいて、近くで見てみると、それが、廃棄されたプラスチックボトル、古い卵のパックやテイクアウトの容器など、 Katharine Harveyさんが使わなければゴミとなっていたはずのもので出来ていることに気づくでしょう。

この巨大な、エコ意識の高い芸術作品は、5人が1週間かかって作り、Harveyさんは、人々が立ち止まってこの作品を見るとき、私達が普通にゴミだと思っているものが何か、そして地球のためによいことを考えずにいかに私達がそういったゴミを捨てているのか、考えるきっかけになればいいと願っています。“シャンデリア”は、遠くから見ると豪華なガラスで出来たデザインなのに、近くで見るとそれがリサイクルされたものでできた創作物であるという、皮肉も込められています。その考えは、革新的なリユースと、きちんとした再利用を促すこと。そして、その400ポンドの重さのシャンデリアは、そのメッセージを、はっきりと、声高に伝えています。

Via: Dnainfo

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