昔ながらのセラミックタイルや御影石のタイルに取って代わり、ゴム製タイルを使ったフローリングは最近のトレンドになっています。セラミックや御影石のタイルと比べると安いという意外にも、ゴム製のタイルには多くの利点があります。 滑りにくく、つま先にやさしいし、頑丈で、静電気が防止できて、維持も簡単、そしてもちろんトレンディー。 一般的に、ゴム製の床は、ジムやガレージ、オフィスのフロアやラウンジに使われます。汚くなったり古くなったら、新しいものと簡単に交換できます。そんな、もう捨てるゴム製タイルを再利用して歩道を覆えば、歩道にスタイルと装飾のタッチをプラスすることができますよ。
難易度
あなたの生活する場所の外観と関係するプロジェクトなので、このプロジェクトには専門家の助けが必要です。つまり、よく完成されたレベルの作業が望ましいということです。
かかる時間
カバーする歩道のエリアによります。普通は、中くらいのサイズのタイル20-25個を修正するのに1時間かかります。
必要な材料
- 古くなったゴム製のフロアタイル
- 巻尺
- ランドマーキングパウダー
- ラバータイル固定接着剤(エポキシ系やアクリル系)
かかる費用
エポキシ系の接着剤の値段は1瓶20ドルから25ドル程度。古いゴム製タイルのストックがなければ、 スクラップを扱う業者から格安で手に入れることができます。I
やり方
- まずはじめに、カバーされる部分の歩道の表面をきれいにします。表面が、埃、油分、塗料、水分などがついていないようにします。 そうしないと、タイルを固定する接着剤がちゃんと接着することができません。タイルを置く前に、水分がついていないかどうか、 下地の床でpHのテストをすることもできます。
- ゴム製のタイルにほこりや水分が残っていないように、掃除機や他のクリーナーを使ってきれいにできます。
- プロジェクトを始める3-4日前に、設置する歩道の上にタイルを置いておきます。そうすることで、タイルが周りの温度に慣れ、形も合うように調整されます。こうしておけば、最終的にそのタイルを設置するときに、簡単に置くことができますよ。
- 次に、巻尺を使って、歩道の全体の面積を測り、等分します。ランドマーキングパウダーを使って、等分したところに印をつけます。
- そして、接着剤をつけない状態で、ゴム製タイルを置いていきます。歩道の、一番遠くの角から始めます。タイルを置いていくとき、後ろに下がりながら置いていきます。ピラミッド型にタイルを敷き詰めていきます。置いていくとき、タイルがきちんと 合っているか確認しながら置いていきましょう。こうすると、時々休憩を取りたくなっても、タイルが乱れることがありません。 I
- 歩道のすべてのセクションを完成させて、すべての部分を近くでよく見ます。ずれているタイルや、きちんと置かれていないタイルがないようにしましょう。
- 接着剤を出して、ゴム製タイルを固定していきます。1つずつタイルを持ち上げて、後ろに接着剤を塗ります。それからその場所にタイルを置きます。接着剤のパッケージにある使用方法に従って接着していくことをお勧めします。
- 最初にタイルを置いたときのように、すべてのゴム製タイルの接着が終わるまで、後ろに下がりながら同じ模様にタイルを置いていきます。
ちょっとしたコツ
- 寒い場所に置いておくと、ゴム製のタイルは硬くなる傾向にあります。なので、設置する歩道の上に3-4日置いておき、タイルがその温度になれるようにしておいたほうがいいですよ。
- 隣り合うタイル同士がしっかりとグリップするように、インターロッキングの位置にタイルを置くこともできます。
- タイルを置くコンクリートの表面が滑らかで、均一であることをしっかり確認しておきましょう。歩道のどこにも、きちんとタイルが置けないような、突き出た塊のようなものがないようにしましょう。
- ゴムの色を利用して、歩道に装飾的な効果や、スタイルを加えることもできますよ。
考えられるリスク
- すべてのタイルが地面の高さから同じであることを確認しないと、たとえタイル1枚でも、高さが少し違うだけで、つまずいてしまいます。
- 表面が硬すぎて、なめらかすぎる古いゴム製タイルを使うのは避けましょう。歩道にそういうタイルを使うと、後で滑りやすくなってしまう恐れがあります。
- タイルを設置する前に、コンクリートの表面の水分を必ず取り除くようにしてください。そうしないと、接着剤の効果がなくなってしまいます。
環境面の観点から
合成ゴムは非生分解性なので、廃棄するより再利用したほうがいいのです。
終わりに
ゴム製のタイルは、静電気を起こさず、滑りにくい素材なので、歩道には理想的な素材。さらに、耐久性があって、お財布にもやさしいフローリングをしたい人にうってつけの選択肢と言えるでしょう。