ブリティッシュ・コロンビア大学の科学者は以前から観測されている世界中から集められた具体的な統計と詳細な証拠で確認した。開運業及び漁業関係者は、従来の漁場ではクラゲが着実に増殖し、時々、障害物にさえなると述べています。 しかし、現状では、この主張を裏付ける科学的データがありません。
UBC（ブリティッシュ・コロンビア大学）の研究者、海洋生物学者は世界に広がる大海洋生態系66のうち45からのデータを確立し、その中でも重要な海洋地域のの様々なクラゲの数を観測した。
観測したすべての地域のうち62％の地域において、クラゲの生息数に増加がみられた。この中には、東アジア、地中海、米国北東部大陸棚、南極等の資源の豊富な海洋生態系が含まれており、この傾向はおそらく地球の特定の地域ではなく、グローバル化していることも示しました。
地球上の138種の異なるクラゲの生息数に関して、1950年から得られる類似したデータと現在のデータが比較された後に結論がだされました。その研究の興味深い点は、生息数の増加が過去五年間に、人間の行為によって引き起こされる環境破壊がかなり増している場所であったり、高い水温や、魚の乱獲によって現地の生態系においてほとんどの種を絶滅させてしまっているという場所だということです。この事態はクラゲにとっては良いですが（確かに魅力的で神秘的にみえます）、科学者達は地球上の海洋海洋生態系にとって間違いなく厄介な事態であると危惧しています。
