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両畳みタイプのクローゼットドアの組立・取り付け方法

 

クローゼットのドアとして使われる両畳みタイプのドアは中央部から開き、ドア幅分のスペースがなくても取り付け可能なため、空間を節約することが可能です。これらのクローゼットドアにはシングルホールドとダブルホールドの2つのタイプがあります。空間確保のためのクローゼットドアの取り替えとして一般的なものです。両畳みドアはレールの上をスライドさせて開閉します。また左右サイド上部と下部のピボット(回転軸)にはブラケット(据え付け金具)が取り付けられています。ドアの中央部には蝶番があり、ドアを開けるとその部分で曲がるようになっています。これらのドアは狭い部屋でベッドルームにより空間を確保したい場合に理想的なものです

必要なもの

1. スクリュードライバー

2. コードレス・ドリル

作業方法

1. 採寸から始めます

まず、メジャーを用意します。クローゼットの寸法を測り、サイズが合うドアを購入します。その際、希望する素材のものを選びましょう。横倍角のクローゼットの場合には、ダブルのドアを選びます。ドアをご自分で作らない場合には蝶番が取り付け済みのものを購入しましょう。

 

2. レイアウトを決めます

全ての採寸が終わったら、ドアパネルと金属部分のレイアウトを決めます。そして上部と下部のレールを仕切ります。下部のレール底部は通常ギザギザになっており、ドアが滑りすぎるのを防ぎます。

3. レールを取り付けます

上部レールをドア枠上に取り付けます。その際レールのどちらか一端が側壁に触れるようにします。レールはコードレスのスクリュードライバーを使ってねじ止めします。コードレスのものがなければ通常のものでも構いませんが、作業に時間がかかります。同様に下部レールをそれぞれのねじ穴でねじ止めします。ねじ穴はレールにすでに開けられているので、楽に作業ができます。

4. ダボを取り付けます

レールをねじ止めした後にダボを取り付けます。ドア上部にはすでに開けられた穴があるので、それぞれにダボを取り付けていきます。この作業の前に、どのパネルが側壁に一番近いのか、どのパネルが一番遠いのかを決めましょう。ダボにはそれぞれ違う目的があるので、ドアの正確な機能のためには正しい位置決めが大変重要です。必要なダボの数は最低4つです。ダボを取り付ける前に説明書をチェックしましょう。ダボのうち1~2つは固定のためのもので、その他のものはスプリングやねじを使ってドアの高さを調節するために使います。それぞれのダボの機能を正しく知り、蝶番やドアの動きに間違いがないようにしましょう。

5. ドアを取り付けます

ドアをレールにはめ、ドア下部の高さアジャスターをスクリュードライバーを使ってかみ合いを調整します。ドア上部のレールにプレートの組立部分がありますが、これはドア幅の調整が必要な場合に使います。ドアが正しく配置されていることを確認しましょう。ドアの配置は大変重要ですので、必要に応じて専門家の判断を仰ぎましょう。

6.ドアノブを調整します

ドアの外側に開けられている穴がありますので、そこにドアノブを取り付けます。中央のドアの蝶番に近いところにありますので、高さに対して中央に取り付けます。

7. 動きを確認します

ドアを開閉して問題がないか、確認します。スムーズに開閉できない場合には再度調整が必要です。


作業のヒント

1.クローゼットのドアを取り付けるときには、必要条件を満たしているかどうか、確認しましょう。

2.ダボの取り付けには、特に注意しましょう。それぞれのダボの役割に応じて取り付けなければなりません。

 

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